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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2023/06/28
- 出版社: 偕成社
- サイズ:19cm/214p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-727460-3
読割 50
紙の本
ステイホーム
コロナで全国一斉休校となった日、小学5年生のるるこは、ほっとしていた。るるこは、母の姉・聖子と古い家のリノベーションに取り組むようになる。そんな毎日が、るるこの「いい子で...
ステイホーム
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商品説明
コロナで全国一斉休校となった日、小学5年生のるるこは、ほっとしていた。るるこは、母の姉・聖子と古い家のリノベーションに取り組むようになる。そんな毎日が、るるこの「いい子でいなくちゃ」という気持ちを変えていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
家にいるほうが、ずっと自由に思えた
全国一斉休校となった日、
小学5年生のるるこは、ひとしれず、ほっとしていた。
<でも、そんなふうに思っていいのかな。>
休校一日目は、母の会社に行き、同僚の連れてきたちょっと変わった姉妹と過ごし、翌日からはしばらくぶりに家に戻ってきた母の姉、聖子と、古い家の片付けとリノベーションにとりくむことになる。
自分の居場所を心地よくしていくステイホームの毎日が、いい子でいなくちゃと思っていた、るるこの心を少しずつほぐしていく。
::::::::::::::::::::::::
「まあ、そうだね、楽しくはないよ。でも言ってらんないじゃん、好きとかきらいとか楽しくないとか。どっちみち、行かなきゃいけないものなんだし。」
「それにしたって、自分の正直な気持ちは、知っておくほうがいいに決まってるよ。きらいなものはきらいって、はっきり自覚しておかないと、逃げるチャンスがあらわれたとき、一瞬でつかめないでしょ?」
(本文より)
::::::::::::::::::::::::【商品解説】
著者紹介
木地雅映子
- 略歴
- 〈木地雅映子〉石川県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。作家。「氷の海のガレオン」で群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。ほかの著書に「あたたかい水の出るところ」など。
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紙の本
『ステイホーム』
2023/07/29 20:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全国の学校、コロナで一斉休校──
コロナ……ありがとー!
学校に行かなくていいことになって安心した5年生のるるこ
母と二人で暮らす古家に伯母の聖子が転がりこんできて、3人の快適な“ステイホーム”が始まる
奔放で豪胆な聖子に惹かれ心がほぐれていくるるこだったが、登校再開が近づいてくると……
《自分の正直な気持ちを自分だけは知っておくために》──帯の紹介文
“10年おきに「復帰!」と言われてはまた消える期間限定作家”(Twitter自評より)の10年ぶりの長編『ぼくらは、まだ少し期待している』(2022年)に続く児童書最新作、2023年7月刊
「いまの小学校とか、この町の中学とかには……行きたくない……行きたくないよ……。」
「たぶん、るるこは、ちょっとおもいちがいしてるよ。」
著者の希望でTwitterで人気のふるえるとりがイラストを担当
“あのとき”の子どもたちの心を漫画タッチで表情豊かに描き出す
学校に、おとなに、社会にちょっと違和感をもっている子どもたちに