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帝都の隠し巫女 1 (小学館文庫 キャラブン!)
歴史ある陰陽師一族の娘として、特殊な〈巫女〉の力を持つ瑠璃。ある日、呪術医だという青年・泉がやってきて、家に伝わる道具や術具を鑑定する。だが、泉には小道具の付喪神が視えて...
帝都の隠し巫女 1 (小学館文庫 キャラブン!)
帝都の隠し巫女
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商品説明
歴史ある陰陽師一族の娘として、特殊な〈巫女〉の力を持つ瑠璃。ある日、呪術医だという青年・泉がやってきて、家に伝わる道具や術具を鑑定する。だが、泉には小道具の付喪神が視えていないようで…。【「TRC MARC」の商品解説】
没落華族令嬢、式神付き。
歴史ある陰陽師の一族、滝沢家直系の娘として特殊な能力を持って生まれた瑠璃。だが、両親の事故死によって家を乗っ取られ、瑠璃は本家令嬢という立場ながら母屋を追い出され、使用人のようにこき使われる日々を送っている。
政略結婚の道具でもいい、今の境遇から抜け出したい…と思う瑠璃は、現当主に言われるがまま金銭と引き替えのようなお見合いを続けるが、そのお見合いも、なぜか瑠璃のそばに居続ける亡き父の式神・匂仁のせいで失敗続きだ。
そんなある日、呪術医だという青年・土志田泉が滝沢家にやってくる。家に古くから伝わる道具や術具を鑑定する泉だが、その様子がおかしい。瑠璃の目には古道具の付喪神がはっきり視えているのだが、泉はまるで視えていないような態度なのだ。呪術医を名乗っておいて、あやかしを視る能力がないなんてあり得ない。なんとも怪しい泉だが、家を出る絶好の機会到来!? 瑠璃は彼の秘密を守る代わりに、押し掛け使用人として同居生活を始めることに――!
呪術医として帝都一の腕を持ちながら、あやかしを視ることができない泉と、押し掛け使用人になった没落華族令嬢の瑠璃。不思議な縁が紡ぐ、明治陰陽ファンタジー!【商品解説】
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もう少しあやかし系の出番がほしかった
2023/09/30 10:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史ある陰陽師一族で予知夢が見られる巫女として生まれた瑠璃だが、両親の死と共に父の従兄弟に家を乗っ取られ使用人扱いされていた。
なんとか家を出たいと思っていたところ、縁談絡みの騒動で瑠璃が呪われた際、助けてくれた呪術医泉の弱みを握って押しかけ奉公人になる話。
やや主人公が自罰的思考すぎてイラッとしたところもあるが、二人と式神の誤解を生みそうなテンポ良い掛け合いは好きだ。
怨念や呪いの話が多めであやかしに好かれる巫女というわりにあやかしの話少なめで残念だったので、次巻以降あやかしの出番にも期待したい。
電子書籍
今後の展開も楽しみ
2023/07/01 19:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Asuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰陽師やあやかしが登場するちょっと不思議なファンタジーです。
あやかしや陰陽師、式神が登場する物語がワクワクして好きなので購入しました。
「自分はそんなに優しくない」と言い放ち、冷淡なように振る舞いながら、実は世話焼きで、困っている人を放っておくことができない呪術医。
彼がとても魅力的で、本人は嫌がるでしょうけれど、続編でも彼の少々不憫な人の好さを見ることができることを楽しみにしています。
ファンタジーの世界だけではなく、小説の時代背景も素敵です。
幕末から明治にかけての文明の転換期を背景にしているようなので、未だに侍がいたりだとか、ガス灯が登場したりだとかの様式が面白かったです。