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紙の本
私のイラストレーション史 1960−1980 (ちくま文庫)
著者 南 伸坊 (著)
イラストレーションという言葉が全盛だった時代の体験的記録を、ユーモアあふれる文体でつづり、当時の作品を模写した図版を多数収録する。『読売新聞』掲載の和田誠への追悼文を追加...
私のイラストレーション史 1960−1980 (ちくま文庫)
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商品説明
イラストレーションという言葉が全盛だった時代の体験的記録を、ユーモアあふれる文体でつづり、当時の作品を模写した図版を多数収録する。『読売新聞』掲載の和田誠への追悼文を追加し文庫化。〔亜紀書房 2019年刊に「追悼和田誠さん「新しい絵」世に播いた種」を新たに収録〕【「TRC MARC」の商品解説】
和田誠、横尾忠則、水木しげる、つげ義春、赤瀬川原平、湯村輝彦・・・おもしろい、が時代を創ってきた。体験的イラストレーション史。解説 養老孟司和田誠の「ピース」の広告を見て、「こういう絵を描く人になりたいなあ」と思った少年が、受験にも就職にも失敗しながら、美学校で赤瀬川原平、木村恒久に学び、『ガロ』の編集長を経験しつつ、和田誠、水木しげる、横尾忠則、林静一、佐々木マキ、安西水丸、湯村輝彦、渡辺和博…と出会う。イラストレーションという言葉が全盛だった時代の体験的記録を、ユーモアあふれる文体でつづり、当時の作品を模写した図版を多数収録する。【商品解説】
目次
- まえがきⅰ 小6から中3まで 1959-1962 私はデザイナー志望の小学生だった 私はこのようにしてデザイナー志望者となった 「コドモの頃から絵が得意だった」ワケじゃない小学生が感動した絵のこと こんなマンガが好きだった 私のオールタイムベスト『河童の三平』について語ろう似顔絵とポスターを描いた . ニシムラくんの紙のレコードⅱ 工芸高校と浪人時代 1964-1968 高校時代、ついに和田誠さんに出会った 新しい雑誌が新しい才能を用意する 『ガロ』と『話の特集』おもしろい絵が一番えらい つげ義春事件ⅲ 美学校時代 1969-1970 美学校(無試験)に入学する 木村先生の授業 木村先生に教わったこと 木村先生の脱線講義 講義がおもしろかった話 赤瀬川さんの名講義 美学校・赤瀬川教場 毎日、おもしろかった‼ 赤瀬川さんは気の合うお兄さんみたいだったⅳ 『ガロ』編集者時代 1972-1980 雑誌『話の特集』の意味 元祖ヘタうま 青林堂に入社した 長井さんはすごい人 長井さんの人間宣言 編集者の頃 アベシンとオージ ヘタうまって、大昔からあったって思うんだけど 渡辺和博とヘタうまイラスト 水丸さんの発明 スーパースター・湯村輝彦論 『ガロ』から生まれたイラストレイター 続・『ガロ』から生まれたイラストレイター 私のイラストレーション史はこれで終わりです * 追悼 和田誠さん 「新しい絵」世に播いた種 * 解説 「冗談は芸術の尖兵」と確信 養老孟司
著者紹介
南 伸坊
- 略歴
- 南 伸坊(みなみ・しんぼう):1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『オレって老人?』(ちくま文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『ねこはい』(青林工藝舎)、『本人伝説』(文春文庫)、『おじいさんになったね』(海竜社)『くろちゃんとツマと私』(東京書籍)『あっという間』(春陽堂書店)、共著として『いい絵だな』(集英社インターナショナル)などがある。
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