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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/05/01
- 出版社: 和泉書院
- サイズ:22cm/350p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7576-1069-9
- 国内送料無料
紙の本
秦恒平 愛と怨念の幻想 (近代文学研究叢刊)
著者 永栄 啓伸 (著)
自らの文学の主題について、身内観、死生観、そして差別への追求をあげる秦恒平。独自の身内論を秦文学の核心と見据えて、20余編の作品を論じながら、そこからの葛藤の軌跡を丹念に...
秦恒平 愛と怨念の幻想 (近代文学研究叢刊)
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商品説明
自らの文学の主題について、身内観、死生観、そして差別への追求をあげる秦恒平。独自の身内論を秦文学の核心と見据えて、20余編の作品を論じながら、そこからの葛藤の軌跡を丹念に考察する。『皇學館論叢』等掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
秦文学の基軸は、身内観、死生観、そして人間差別への追求である。貰い子の境遇を乗り越える身内論、「生まれた」母に知らぬ間に「死なれた」喪失感が原点である。本書はこの孤立からの葛藤の軌跡を丹念に考察する。秦恒平の全体像にせまる初の本格的論考。【商品解説】
目次
- 序章 秦恒平の基軸
- 第一章 作品論三面
- 「みごもりの湖」論
- 「罪はわが前に」論
- 「冬祭り」論
- 第二章 身内論の拡がり
- 「畜生塚」をめぐって
- 「初恋」論
- 「慈子」論
- 「花方 異本平家」について
著者紹介
永栄 啓伸
- 略歴
- 〈永栄啓伸〉和歌山県生まれ。同志社大学文学部卒業。近代文学研究家。「評伝谷崎潤一郎」で第1回大桑文化奨励賞受賞。
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