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商品説明
中学・高校程度の数学による手計算で実体験する新相対性理論。
原子時計の遅れ、彗星の近日点移動、衛星軌道追跡、ブラックホール、タイムマシン…の物理に迫る。
人々はかつて絶対静止空間の存在を想像した。マイケルソンとモーリーは、光速度の変化の測定でその実証が可能と考えた。実験結果は、予想に反するものとなった。フィツジェラルドやローレンツ、そしてポアンカレらは、時間と長さの短縮説を唱えた。そして、ガリレイ変換に代わるローレンツ変換が生まれた。
アインシュタインは、『相対性原理』を導入し、絶対静止空間の探究を物理学に不要なものとした。また、『光速度不変の原理』を導入し、光速度は元来不変であるとした。これによって、相対論的時間及び長さの概念が定義された。物理学実験の数々は、アインシュタインの相対性理論の正しさを実証するものであった。しかし、各種のパラドックスの存在を指摘され続けてきた。
ここに、アインシュタインの相対性理論の誤りが正される。新たな相対性理論は、ガリレイ変換を相対性理論構築の基盤として位置付け、不変的な時間と長さの概念を再び物理学に位置付ける。新たな相対性理論は、相対性原理を満たし、パラドックスの類が派生する隙を与えない。アインシュタインが想像した歪んだ4次元の時空は、数学的な取り扱いの便宜上導入される単なる架空の4次元時空となった。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第I部 新相対性理論歴史概観
- パラドックスとは?/時間の遅れとはどういうことか?/なぜ,時間の遅れがパラドックスなのか?/双子のパラドックスとは何か?/この問題に実験的に決着をつけようと試みた者はだれか?/パラドックスを主張する者達は,それで納得したのか?/物理学者らの高慢かつ高飛車な物言いは何の根拠によるものか?/学会等での取り扱いはどのようになっているのか?/アインシュタインの相対性理論の誤りを主張した物理学者/地上の原子時計は,いずこの原子時計に対して時を刻むものか?/遠隔作用としての時間の遅れ/重力による時間の遅れは4次元の歪んだ時空によることの証か?/ガリレイの振り子時計の時間の進みと,精密な原子時計の時間の遅れとが教えるものとは?/物理学実験の一切を説明し,パラドックスの類の発生しない,そして腑に落ちる理論の探究という選択肢はないのか?/新相対性理論着想の瞬間はいつ現れたか?/こんなことがあってよいものか?/アインシュタインの相対性理論のどこに問題があったか?/プライムの付く時間t’や長さx’は,どのようにして静止している者の時間や長さと関連づけられたか?/4次元の時空とは何であったか?/新相対性理論において,重力が作用する場合を取り扱う一般相対性理論はどうなるか?/結局,双子の年齢差はどのように解決されたか?/ニュートンの運動法則はどのように説明されるか?/一般の座標系における運動方程式/万物は我々に物理的探究を要請する
- 第II部 ガリレイ変換と物体の静止力学法則 ニュートンの運動法則の修正
- ガリレイ変換/慣性系で静止している物体の運動法則/運動している物体の運動法則の検討/観測者に対して一定速度で運動する物の長さの計測/運動方程式のガリレイ変換が意味するもの/静止物体の運動の法則(ニュートンの運動法則の修正)/まとめ
- 第Ⅲ部 アインシュタインの相対性理論の論駁
- 1.アインシュタインの相対性理論の概要
- ローレンツ変換/4つの式の意味/アインシュタインのローレンツ変換と相対性理論/相対性原理,光速度不変の原理/ローレンツ逆変換/時間と長さの相対論/同時の相対論/ミンコフスキーの4次元時空と不変量/4元ベクトル/4元速度/4元運動量/4元運動方程式/相対論的エネルギー/一般相対性理論
著者紹介
仲座 栄三
- 略歴
- 1958年 宮古島に生まれる
2005年 流体の支配方程式を修正する
弾性体の支配方程式を修正する
2014年 相対性理論構築の基盤としてガリレイ変換を位置付ける.
ローレンツ変換を相対論的電磁気学の基礎として位置付ける
現在に至る
著書:『物質の変形と運動の理論』(2005),『新・弾性理論』(2010),
『相対原理に拠る相対性理論』(2011),『新・相対性理論』(2015)
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