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読割 50
紙の本
ゴースト・ポリス・ストーリー (講談社文庫)
著者 横関 大 (著)
渋谷署の刑事だった俺、長島日樹は、血の繫がらない妹・聖奈への叶わぬ恋心を抱いたまま何者かに刺し殺された。聖奈は仇をとろうと刑事になり、一方の俺は内通者の疑いをかけられ、そ...
ゴースト・ポリス・ストーリー (講談社文庫)
ゴースト・ポリス・ストーリー
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商品説明
渋谷署の刑事だった俺、長島日樹は、血の繫がらない妹・聖奈への叶わぬ恋心を抱いたまま何者かに刺し殺された。聖奈は仇をとろうと刑事になり、一方の俺は内通者の疑いをかけられ、そして幽霊のセブンルールに戸惑っていた…。【「TRC MARC」の商品解説】
妹への叶わぬ恋心を抱いたまま、俺はどうやら死んでしまったらしい。
「お兄の仇、私、絶対とるから!」
妹は刑事になり、死んだ俺は内通者の疑いをかけられ、そして「幽霊のセブンルール」に戸惑っていた。
渋谷署の刑事・長島日樹は、同じく警察官の妹・聖奈と二人暮らし。
実は血の繋がらない妹に切ない感情を抱く日樹だったが、その思いを断ち切るべく捜査に明け暮れていた。
ある日、帰宅中の夜道で何者かに襲われた直後、ある人物と出会う。
「あのね、幽霊にもルールがあるの。だいたい7つくらい。『幽霊のセブンルール』ね」
その1、無念が晴れたら成仏する
その2、昼間はけっこう疲れる
その3、幽霊に生理現象はない
その4、好きな場所に移動できる
その5、寺と鏡には近づくな(焼肉店も追加予定)。
その6、人間界にも影響を与えることができる(ティッシュペーパーを揺らす程度)。
その7、…………
【商品解説】
著者紹介
横関 大
- 略歴
- 1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。「ルパンの娘」シリーズがドラマ化、映画化で話題に。2022年『忍者に結婚は難しい』で第10回静岡書店大賞を受賞。ほかの作品に『グッバイ・ヒーロー』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』『炎上チャンピオン』『ピエロがいる街』『仮面の君に告ぐ』『誘拐屋のエチケット』(いずれも講談社文庫)、『ルパンの絆』『忍者に結婚は難しい』『メロスの翼』(いずれも講談社)などがある。
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楽しくスラスラ読めました
2023/08/04 23:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽霊の設定が楽しかったです。前半は面白く引き込まれたけど、なんだか胡散臭い占い師が出てきた辺りから、チョットがっかり。最後の犯人も、雑な気がした。
章ごとのタイトルで、内容がある適度分かってしまう所も残念。