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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/07/01
- 出版社: 朝日出版社
- サイズ:19cm/318p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-255-01348-0
読割 50
紙の本
慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話
「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。人間の複雑さと繊細さの入り口に立ち、「クィア」を考える対話。壮大な「その他」たちが、すべての「普通」と「規範」を問い直す...
慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話
慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話
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商品説明
「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。人間の複雑さと繊細さの入り口に立ち、「クィア」を考える対話。壮大な「その他」たちが、すべての「普通」と「規範」を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
“みんな”でいたくない“みんな”のために
「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。
「わからない」と「わかる」、「マイノリティ」と「マジョリティ」を
行き来しながら対話する、繊細で痛快なクィアの本。
ときに反抗的で、しなやかな態度は明日への希望に――。
性、恋愛、結婚、家族、子孫、幸福、身体、未来――
バラバラのままつながった壮大な「その他」たちが、
すべての「普通」と「規範」を問い直す。
「『普通』や『みんな』という言葉に己を託したり託さなかったり、託せたり託せなかったりする読者のみなさんを、風通しのよい、というよりは強風吹きすさぶ場所へと連れて行ってしまおうというのが私たちの企みです。どうぞ、遠くまで吹き飛ばされてください」(森山至貴「はじめに」より)
「ワクワクだけでも足りません。ヒヤヒヤするかもしれませんし、何か責められたような気分でイライラしたり、何様だコイツ、という思いでムカムカするかもしれません。逆に、全然言い足りてないぞ、と思うこともあるかもしれません。そのくらいのほうが普通じゃないかと思います。そのくらいでないと、私たちも語った甲斐がありません」(能町みね子「おわりに」より)【商品解説】
目次
- はじめに 森山至貴
- 第1章:私たち「その他」は壮大なんですけど? LGBTQ+、分類して整理したあとの、その先の話
- 【能町さんへ】/「クィア」は強烈な侮蔑語から始まった/「あなたはLGBTですか?」は「老若男女ですか?」と同じ/この箱に入れて、わかったつもりになるな/人生の途中で、性のあり方も含めて変わる/学生に「セクシュアル・マイノリティをインタビューしたい」と言われたら/LGBTをふたつに分けるとき、どこで分かれる?/「LGBT」は、いつの間にひとまとまりに?/LGBT以前/HIV/AIDSが連帯の契機に/日本におけるトランスジェンダー/日本の差別のかたち/自分も意識が変わってきている/私はトランスジェンダーが一番わからない/名前をつけられない人たち/分類して整理したら終わりじゃない/壮大なその他
- ●当事者性が強すぎて
- 【森山さんへ】/当事者性が強すぎて/「乗り越える」って、なに?
- 第2章:基準を疑え、規範を疑え ——性、性別、恋愛ってなんだろう?
- 男と女っていう二通りじゃない/男とは? 女とは?——「好きな男ランキング」で悩む/男と女と「それ以外」?/基準自体を疑っていい——性の面的イメージ/身体的に非典型的な性別のあり方をしている人たち/LGBTみたいな枠組みを世界中に広めていいのか/「好き」は性別を認識してから芽生えるのか?/「早い段階で決まる」は違う/一貫していないと「偽物」なんじゃないか/性自認とジェンダー/地域格差とインターネット/恋愛至上主義規範/恋愛感情は、ある人がない人を想像するのが難しい/ポリアモリー——好きになる気持ちが複数、均等に/「恋愛と友情」とか、みんな飽きずに議論し続けている/「ひとりのやつはヤバいやつ」規範
著者紹介
森山 至貴
- 略歴
- 〈森山至貴〉神奈川県生まれ。早稲田大学文学学術院准教授。専門は社会学、クィア・スタディーズ。
〈能町みね子〉北海道生まれ。文筆家、イラストレーター。執筆活動に加え、テレビやラジオでも活躍。
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重なることがある
2024/02/11 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ずっと読みたかった一冊。
当事者といっても本当に一人一人なんだと
再認識した。
とくに、
「乗り越える」って、なに?
の項目で、常日頃から自分も感じていたことが
別に人の口から語られるようなくら共感しかなかった。