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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/08/07
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/220p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-8127-7
紙の本
未来を語る人 (インターナショナル新書)
著者 ジャレド・ダイアモンド (著),ブランコ・ミラノヴィッチ (著),ケイト・レイワース (著),トーマス・セドラチェク (著),レベッカ・ヘンダーソン (著),ミノーシュ・シャフィク (著),アンドリュー・マカフィー (著),ジェイソン・W・ムーア (著),大野 和基 (編)
地球温暖化、国際紛争、格差の拡大…。世界を覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。世界の知性の頂点に立つ8人の学者が、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進路につい...
未来を語る人 (インターナショナル新書)
未来を語る人(インターナショナル新書)
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商品説明
地球温暖化、国際紛争、格差の拡大…。世界を覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。世界の知性の頂点に立つ8人の学者が、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進路について語る。『kotoba』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
これからの世界はどうなる?
地球温暖化、パンデミック、国際紛争、格差拡大……。
世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。
人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。
世界の知性の頂点に立つジャレド・ダイアモンドをはじめ、
ブランコ・ミラノヴィッチ、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、
いま、世界で最も注目されている学者8人に、
資本主義の行方、世界の在り方、日本の進路について訊いた。
◆ 「いま人類が直面する、最大の危機」 ジャレド・ダイアモンド
危機への対応はフィンランドに見習うべき/アメリカ国内の二極化で、民主主義は崩壊するかもしれない/理想の例は、日本の明治維新
◆ 「二つの資本主義が世界を覆う」 ブランコ・ミラノヴィッチ
不平等を永続化させないために/「釣り合った結婚」が、不平等を拡大している?/アメリカと中国が向かう先
◆ 「世界中の人をドーナツの中に入れる」 ケイト・レイワース
自然科学が経済学に投げかけた課題/エネルギーを経済的思考の中心に据える/ティッピングポイントから離れる
◆ 「倫理と経済、どちらが先か?」 トーマス・セドラチェク
パンデミックによって、地球は新しい文明の段階に進んだ/ジョン・レノンの理想と、経済学者のアイデア/豊かな日本人が、なぜこんなに働くのか?
◆ 「資本主義を再構築する」 レベッカ・ヘンダーソン
「金融の回路を見直す」とは?/パンデミックが残した傷跡、パンデミックから得た教訓
◆ 「社会契約をつくり直す」 ミノーシュ・シャフィク
日本が悲惨な未来を迎えないためにやるべきこと/公平な社会をつくるのに、有効な税金とは?/社会を刷新するタイミングが訪れる/未来の世代の声を訊くシステム
◆ 「資本主義は『脱物質化』する」 アンドリュー・マカフィー
「脱物質化」とは?/テクノロジーの進歩は、加速していく/人類が豊かになるための、四つの要素
◆ 「生命の網のなかの資本主義」 ジェイソン・W・ムーア
なぜ今、マルクスに回帰するのか?/資本主義と農業の密接な関係/問題は「安価なゴミの終わり」
大野和基(インタビュー・編)
1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒。1979年~97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとして活動を開始。国際情勢から医療問題、経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。著者に『英語の品格』(ロシェル・カップ氏との共著)『私の半分はどこから来たのか』、編著書に『知の最先端』『未来を読む』『コロナ後の世界』など多数。【商品解説】
これからの世界はどうなる?
地球温暖化、パンデミック、国際紛争、格差拡大……。
世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。
人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。
世界の知性の頂点に立つジャレド・ダイアモンドをはじめ、
ブランコ・ミラノヴィッチ、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、
いま、世界で最も注目されている学者8人に、
資本主義の行方、世界の在り方、日本の進路について訊いた。
◆「いま人類が直面する、最大の危機」ジャレド・ダイアモンド
危機への対応はフィンランドに見習うべき/アメリカ国内の二極化で、民主主義は崩壊するかもしれない/理想の例は、日本の明治維新
◆「二つの資本主義が世界を覆う」ブランコ・ミラノヴィッチ
不平等を永続化させないために/「釣り合った結婚」が、不平等を拡大している?/アメリカと中国が向かう先
◆「世界中の人をドーナツの中に入れる」ケイト・レイワース
自然科学が経済学に投げかけた課題/エネルギーを経済的思考の中心に据える/ティッピングポイントから離れる
◆「倫理と経済、どちらが先か?」トーマス・セドラチェク
パンデミックによって、地球は新しい文明の段階に進んだ/ジョン・レノンの理想と、経済学者のアイデア/豊かな日本人が、なぜこんなに働くのか?
◆「資本主義を再構築する」レベッカ・ヘンダーソン
「金融の回路を見直す」とは?/パンデミックが残した傷跡、パンデミックから得た教訓
◆「社会契約をつくり直す」ミノーシュ・シャフィク
日本が悲惨な未来を迎えないためにやるべきこと/公平な社会をつくるのに、有効な税金とは?/社会を刷新するタイミングが訪れる/未来の世代の声を訊くシステム
◆「資本主義は『脱物質化』する」アンドリュー・マカフィー
「脱物質化」とは?/テクノロジーの進歩は、加速していく/人類が豊かになるための、四つの要素
◆「生命の網のなかの資本主義」ジェイソン・W・ムーア
なぜ今、マルクスに回帰するのか?/資本主義と農業の密接な関係/問題は「安価なゴミの終わり」
大野和基(インタビュー・編)
1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒。1979年〜97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとして活動を開始。国際情勢から医療問題、経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。著者に『英語の品格』(ロシェル・カップ氏との共著)『私の半分はどこから来たのか』、編著書に『知の最先端』『未来を読む』『コロナ後の世界』など多数。【本の内容】
収録作品一覧
いま人類が直面する、最大の危機 | ジャレド・ダイアモンド 述 | 9−40 |
---|---|---|
二つの資本主義が世界を覆う | ブランコ・ミラノヴィッチ 述 | 41−65 |
世界中の人をドーナツの中に入れる | ケイト・レイワース 述 | 67−91 |
著者紹介
ジャレド・ダイアモンド
- 略歴
- 〈ジャレド・ダイアモンド〉ボストンまれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校地理学教授。
〈ブランコ・ミラノヴィッチ〉ベオグラード生まれ。ルクセンブルク所得研究センター上級研究員。ニューヨーク市立大学大学院センター客員大学院教授。
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紙の本
格差・分断と気候変動への危機感は共通
2023/10/12 19:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
論点や重点などいろいろな違いはあるけど、現在の資本主義のありかたに問題意識があることと、それに起因する格差・分断と気候変動への危機感は共通していると感じました。それぞれのインタビュー先の識者ごとに、その人物と著作をまず紹介する形になっていて、いくつかの本を読んでみようかと思いました。
電子書籍
脱物質化
2023/11/09 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
パンデミックや気候変動や国際紛争により浮き彫りになった世界の格差問題。成長ではなくはんえいする経済や有能な政府の必要性など現代資本主義への処方せん的な論考集。