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商品説明
バブル、コンピュータゲームの80〜90年代、まんがは身体と内面の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論を加えた評論選。【「TRC MARC」の商品解説】
あらゆるものが記号と化し消費されていく時代に、まんがは内面と身体の表現を花開かせた。まんがが消費される現場で書かれた同時代的評論の集大成。
「pink」「ホットロード」「いちご物語」「14歳」――
記号と消費の時代に、まんがは内面と身体を描いた。
ニューアカとバブルの80年代、そしてコンピュータゲームの時代だった90年代初頭。あらゆるものが記号と化し、消費されていく社会に抗うように、まんがは「身体」と「内面」の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論「三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが」を加えた傑作評論選。【商品解説】
目次
- 第1章 物語と構造
- 言葉の位相――少女まんがにおける〈固有の論理〉について
- 内面の発見と喪失――少女まんがにおける「ことば」の変容
- 〈学バン狩り〉のフォークロア――紡木たく「これからもずっと」
- 〈枠組〉としてのフォークロア――佐藤史生「馬祀祭」
- 〈境界〉をめぐって――花郁悠紀子「フェネラ」
- 〈マレビト〉の構造――吉田秋生「カリフォルニア物語」
- 〈無縁〉としての下宿――高橋留美子「めぞん一刻」
- 二つの「ナウシカ」 主題の〈ズレ〉をめぐって――宮崎駿「風の谷のナウシカ」
- 虚実の遊戯者――梶原一騎「四角いジャングル」
著者紹介
大塚 英志
- 略歴
- 大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。
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