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紙の本
社会思想史講義 (ちくま学芸文庫)
著者 城塚 登 (著)
資本主義社会の矛盾・弊害の根本的克服を目指した社会主義諸国が、その深刻な欠陥を露呈している今日、我々はどのような社会を目指すべきか。社会思想の歩みを振り返り、混沌とした現...
社会思想史講義 (ちくま学芸文庫)
社会思想史講義
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商品説明
資本主義社会の矛盾・弊害の根本的克服を目指した社会主義諸国が、その深刻な欠陥を露呈している今日、我々はどのような社会を目指すべきか。社会思想の歩みを振り返り、混沌とした現代社会の実像を照射する。【「TRC MARC」の商品解説】
近代社会の形成から現代社会の変貌まで、各時代が抱える問題を解決しようと生みだされた社会思想。思想家達の足跡を辿る明快な入門書。 解説 植村邦彦
===
社会思想は、その時代の社会がかかえる問題を解決しようと、思想家が格闘しつつ生みだすものである。本書はルネサンス以降の歴史を、3つの流れで捉える。すなわち、民主主義・資本主義社会はいかなる思想的過程で形成されたか、近代社会に顕在化した問題を解決するためどのような社会思想が生み出されたか、そして20世紀以降どのような問題が発生したか。著者が指摘する「現代社会の問題」とは、個人の自立性を押しつぶす官僚制化・大衆社会化・管理社会化であり、さらに資本主義社会の矛盾・弊害の克服を目指したはずの社会主義諸国の行き詰まりまでを含む。長らく読み継がれてきた簡潔で定評ある入門書。
===
思想家たちの足跡をたどる
明快な入門書
===【商品解説】
目次
- はしがき
- ◆第1 章 近代的人間の登場
- 1 新しい型の人間の特徴/2 マキアヴェリの社会思想
- ◆第2 章 個人の自立と自由
- 1 ルターの宗教改革/2 カルヴィニズムの特徴
- ◆第3 章 民主主義思想の誕生
- 1 『リヴァイアサン』誕生の背景/2 ホッブズの〈社会契約論〉/3 神による平等な人間の創造 ― レヴェラーズの社会思想
- ◆第4 章 民主主義思想の発展
- 1 イギリスの市民革命 ― 名誉革命とジョン・ロック/2 ロックの社会観・国家観 ― 自然状態/3 ロックの人間観 ― 所有権・私有権の神聖不可侵
- ◆第5 章 啓蒙思想の展開とロマン主義
著者紹介
城塚 登
- 略歴
- 城塚 登(しろつか・のぼる):1927-2003年。東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院を経て、東京大学教養学部教授、共立女子大学学長、日本倫理学会会長、日本学術会議会員などを歴任。東京大学名誉教授。著書に『近代社会思想史』(東京大学出版会)、『フォイエルバッハ』『若きマルクスの思想』(ともに勁草書房)、『新人間主義の哲学』(日本放送出版協会)、『ヘーゲル』(講談社学術文庫)、訳書にマルクス『経済学・哲学草稿』『ユダヤ人問題によせて・ヘーゲル法哲学批判序説』(ともに岩波文庫)、ルカーチ『歴史と階級意識』(白水社)などがある。
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