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紙の本
再雇用警察官 6 七色の行方不明 (徳間文庫)
著者 姉小路祐 (著)
安治川信繁は定年退職後の再雇用警察官。ネット社会の利便性ゆえの闇、源氏物語幻の2帖目に端を発するポスドク問題の歪み、殺人事件の時効問題が抱える理不尽さを巡る事件に挑む!【...
再雇用警察官 6 七色の行方不明 (徳間文庫)
再雇用警察官 七色の行方不明
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商品説明
安治川信繁は定年退職後の再雇用警察官。ネット社会の利便性ゆえの闇、源氏物語幻の2帖目に端を発するポスドク問題の歪み、殺人事件の時効問題が抱える理不尽さを巡る事件に挑む!【「TRC MARC」の商品解説】
人生百年時代の警察小説。定年退職後、再雇用警察官として長年のキャリアで培った人脈や刑事の勘を存分に活かして事件を解決に導く安治川信繁の活躍! 高橋英樹主演でドラマ化され(テレビ東京)人気シリーズとなっている。
熱血刑事として鳴らした安治川信繁はキャリアの晩年、親の介護や事故死した弟夫婦の遺児を育てるために時間的に余裕のある内勤に転じて、その実力を惜しまれていた。60歳で定年退職を迎えた彼は大阪府警に新設された特異行方不明者か否かを認定する消息対応室に再雇用警察官として雇われた。給料半減、昇進ナシ、手柄も現役組のものとなるという条件ながら、退職金の心配無用、面倒な組織のしがらみも無関係で、かえって伸び伸び捜査ができると定年前よりも生き生きと第二の人生を過ごしている。現役時代に培った幅広い人脈は安治川ネットワークとも呼ばれ、思わぬところから助っ人が次々と飛び出して、同僚の新月良美巡査部長や芝室長をたびたび驚かせている。単に行方不明者を捜索する部署かと思いきや、安治川の鋭い勘と筋読みは、その背後に潜む思わぬ犯罪を浮き彫りにし、しばしば難事件を解決に導いている。
第一話「黄金の闇」ネット社会の浸透は目を見張るものがあり、いまや出会いや結婚までネットを介してのものが主流になろうという勢いだ。かつてのリアルなやり取りに比べればお手軽で守備範囲も広いのだが、それゆえの危うさも孕んでいることは否めない。そんな状況下で起きた行方不明事件を追う安治川ら消息対応室が直面する現代の深い闇…。
第二話「紫の秘密」紫式部は二人いた? 一帖目の桐壺の後に消えた二帖目があった! 源氏物語の謎を契機とする失踪事件と大学院卒業でもなかなか正規の大学教員になれぬオーバードクター問題が絡んで、アカデミズムの得体のしれない壁に突き当たり、安治川たちは呆然と立ち尽くす…。
第三話「反転の白」殺人罪の刑事上の時効は廃止されたが、既に成立したものは再捜査されない。被害者遺族にとっては不公平極まりない。その問題に直面した安治川は捜査の途上であるキャリア警察官僚と対立する。兎と亀以上に対照的な彼らの生き様や人生観のぶつかり合いで捜査は行き詰まる…。【商品解説】
姉小路祐、作家生活35年の集大成!高橋英樹主演のTVドラマでもお馴染み、再雇用警察官最新作。人生百年時代の痛快警察小説!【本の内容】
収録作品一覧
黄金の闇 | 5−110 | |
---|---|---|
紫の秘密 | 111−252 | |
反転の白 | 253−405 |
著者紹介
姉小路祐
- 略歴
- 京都府生まれ。京都市立日吉ヶ丘高等学校、大阪市立大学法学部卒業。立命館大学大学院政策科学研究科博士課程前期課程修了。修士論文テーマは「司法改革と日本型政治経済の構造改革」。司法書士の資格を取得した後に、1989年「弁護士・朝日岳之助」シリーズの第1作となる『真実の合奏(アンサンブル)』が第9回横溝正史賞佳作[2]を受賞。1991年には『動く不動産』で第11回同賞大賞[2]を受賞。「朝日岳之助」シリーズ、「刑事長」シリーズ、「署長刑事」シリーズなどを執筆し、山村美紗、西村京太郎らに続く2時間ドラマの主要原作者である。人生百年時代の警察小説として好評を博す再雇用警察官シリーズは、新作が出るたびにすぐにテレビ東京でドラマ化され、主演の高橋英樹の当たり役となっている。高橋版・十津川シリーズが終了した今日、十津川から安治川へというのがキャッチフレーズになる日も近い?
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再雇用警察官 七色の行方不明
2023/08/21 10:56
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年退職後に警察官に再任用された安治川は消息対応室で行方不明者が自発的にいなくなったのか、事件に巻き込まれて不明になったのかを判断する仕事に就いている。その消息対応室には今日も新たな相談が舞い込む。
・お見合いパーティーで結婚を決めた男女に隠された大きな闇。
・源氏物語に幻の第二帖があった?第二帖の存在を巡る研究者の失踪。
・警察キャリアが消息対応室の前に立ちはだかる?
源氏物語に第二帖があったという説は面白いですね。というより四つのテーマに仕分けられていたので、わかりやすかったですね、納得してしまいました。ちょっと源氏物語を再度読んでみたくなりました。