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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/09/09
- 出版社: 芙蓉書房出版
- サイズ:21cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8295-0866-4
- 国内送料無料
紙の本
大江卓の研究 在野・辺境・底辺を目指した生涯
著者 大西 比呂志 (著)
幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓。その74年の生涯を描き、毀誉褒貶相半ばする人物の虚像と実像...
大江卓の研究 在野・辺境・底辺を目指した生涯
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商品説明
幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓。その74年の生涯を描き、毀誉褒貶相半ばする人物の虚像と実像を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓の74年の生涯を描いた評伝的研究。
毀誉褒貶相半ばする人物像の虚像と実像を解明!
大江卓(1847-1921)とはどんな人物か
★開明の時代
生まれ故郷の高知県宿毛を出て、幕末の討幕運動に参加、維新後に明治政府に出仕し、開明的改革への建議に関わる(部落解放令、芸娼妓解放令)。
明治5年、神奈川県権令となり日本初の国際裁判「マリア・ルス号事件」の裁判長として清国人苦力の解放に尽力。近代女子教育も支援。
★在野・反抗の時代
明治10年政府転覆計画(立志社事件)に加わり投獄される。出獄後大同団結運動に加わり、明治23年衆議院議員当選。第一議会の予算委員長として活躍。
★大陸雄飛を目指した時代
実業界に転身し、東京株式取引所頭取を務め、朝鮮半島での鉄道事業に進出。清国、辺境の雲南省にも踏破し革命派を支援。
★底辺の民衆に献身した時代
大正期は、仏門に入り帝国公道会を創立して部落融和運動に挺身。全国を講演して回る。【商品解説】
目次
- ◎第一章 土佐の周縁から
- 一 勤王と倒幕
- 土佐最西端の柏島と宿毛/宇和島・長崎遊学/天満屋事件~龍馬暗殺の復仇/高野山義挙/東征に出遅れる
- 二 明治新政府へ
- 放浪の日々・上海渡航/神戸湊川の体験と弾直樹との交流/賤称廃止への二つの建議/福岡藩への出張
- 三 近代化の先端
- 工部省鉄道寮~鉄道開業準備/陸奥宗光と神奈川県/警察制度改革の先駆/マリア・ルス号事件~日本初の国際裁判の開始/裁判勝利~広報外交を支えた人々
- 四 開化の地横浜
- 芸娼妓解放令~遊郭制度の近代的改革/鉄道開業式に臨む/キリスト教女子教育を支援する/大江の「妻」とは誰か/人民尊重の姿勢を示した開明的地方官
- ◎第二章 在野・反抗の時代
著者紹介
大西 比呂志
- 略歴
- 大西 比呂志(オオニシ ヒロシ)
1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部、大学院政治学研究科をへて、フェリス女学院大学国際交流学部教授、学部長、評議員を歴任し名誉教授。専門は政治学政治史。
主な著書に『伊沢多喜男 知られざる官僚政治家』(朔北社、2019年)、『横浜をめぐる7つの物語 地域からみる歴史と世界』(フェリス女学院大学、2007年)、『横浜市政史の研究 近代都市における政党と官僚』(有隣堂、2004年)、『伊沢多喜男と近代日本』(編著、芙蓉書房出版、2003年)、『大東京空間の政治史 1920~30年代』(共編著、日本経済評論社、2002年)、『首都圏形成の戦後史 計画・開発と自治体』(共編著、日本経済評論社、2023年)など。
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