紙の本
『伊桜里 高校事変 劃篇』
2023/10/15 17:51
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成最大のテロ事件を起こし死刑になった半グレ集団のリーダー優莉匡太が残した子どもたち
七女(表向きは六女)の伊桜里は児童福祉施設から里親に引き取られ、過酷な中学生活を送っている
そんな伊桜里の前に結衣があらわれ……
《結衣が帰ってきた! 原点回帰の面白さ!!》──帯のコピー
EL累次体の影が覆い始めた国で繰り広げられる“怒涛のスピンオフ”
「あんなに透明な子はほかにいない」
『高校事変 17』
驚天動地の展開!
この巻の為にシリーズはあった
巻末の新刊予告、発売は2023年11月24日
※p.174〈堂本の持ってきた物と〉⇒〈堂森の持ってきた物と〉
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3ヶ月連続刊行でしばらく高校事変はお休みかと油断してたらこんなスピンオフが出てた。凜香と瑠那に世代交代してから見られなくなってた結衣の活躍が見られてファン大喜び。しかも結衣が妹の伊桜里を教育するって展開が熱すぎる!今後本編で伊桜里が凜香達のいる高校に入学してどうなるのか楽しみすぎるだろ。高校事変は姉妹たちの物語になるのかな。松岡圭祐最高。
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久々に結衣がたっぷり登場。物語のスケールは小さくなったけど、これくらいが丁度いい。ジェームスボンド級のド派手さは無くても。
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高校事変、結衣の妹がまた出てきた。名前は伊桜里。ひ弱で一旦自殺しようとしたところを結衣に助けられ、結衣に生きる知恵を授けられて生まれ変わった。今回は結衣が大活躍する。中学卒業後、姉たちが通う日暮里高校へ進学予定。また波乱が起きそうで、11月に17巻!
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あらま、優莉ファミリーまだまだ引き出したっぷりですね
今回の伊桜里ちゃんはなかなかの純粋ちゃんのようで
素直に結衣姉さんのゆうこと聞いたり、トレーニングに励む姿が
なんとも微笑ましくて、古くはベスト・キッド、今回のこの件だとレオンかな?
からいくつも描かれてきたトレーニングデイを思い起こさせてくれました
あぁ〜、マチルダだわぁ〜って
で、どういう展開?っておもったら、しっかり時事ネタぶち込まれて
最後は、あんちゃん登場で、いよいよ優莉ファミリー物語ってなってきて、
最後の伊桜里の宣言が・・・なんとも眩しすぎて・・・
一気に、雰囲気が黒から白に変わった、高校事変シリーズなのでした。
これからも楽しみでしょうがない!!
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七女登場。
今までの優莉家とは違い、素直な子だった。
結衣の凛香に対する姉妹関係とは違う感じが新鮮だった。
凛香や瑠那との絡みも早くみたい。
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松岡圭祐『伊桜里 高校事変 劃篇』角川文庫。
『高校事変』のスピンオフ第3作。タイトルからすると今回は優莉匡太の七女の伊桜里にスポットが当たるようだ。
と思っていたのだが、活躍の中心は優莉匡太の長女、結衣だった。久し振りに結衣の活躍を見たような気がする。やはり本家本元の『高校事変』の主人公はひと味違う。
5歳の時に施設から里親に引き取られ、里親からの虐待と同級生からの苛めを受ける伊桜里。そんな苛酷な状況に健気にも耐え続けながら中学生になった伊桜里だったが、兄の架禱斗がシビックを率いて政変を起こすと周囲からの苛めや攻撃が激しさを増す。
一方、優莉匡太の子供たちを監視し続ける公安。伊桜里を担当する鷹羽は伊桜里の余りにも苛酷な状況に任務を忘れて、救いの手を延ばそうとする。
苛酷な状況から脱出するために飛び下り自殺を決行した伊桜里を救ったのは長女の結衣だった。
一時的に伊桜里の保護者となった結衣は、優莉匡太の影響を受けて来なかったひ弱な伊桜里に苛酷な状況を自ら切り開くための最低限の術を教授する。
帯の情報によると『高校事変 17』は今年の11月に刊行されるようだ。果たして、EL累次体と瑠那、凛香の闘いの行方は如何に。
本体価格800円
★★★★★
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これまで名前は出されていたが、物語には関わってくることはなかった伊桜里の話。序盤の伊桜里が受けていた養父母(元々は支給金目当てだった)の虐待と苛めの苛烈さが辛かった分、結衣と再会してからの救いと成長ぶりが目覚ましいと感じた。結衣も伊桜里と一緒に住んで、自身が教えられる身を守るため(ただし人は殺さない)のスキルを教えることで、自分が両親からして欲しかったことを与えているように思えた。そんな姉妹の愛情と悪人を始末する話にバイト、受け子、集団での押し込み強盗と現在問題視されている犯罪との絡ませ方は上手い。
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面白かったです。
途中から結衣の話になった感じはあるけど、伊桜里の成長は面白かった。途中、調子に乗った感じはあったかな。最後はヘリまで出てきてすげー、て思った。
話自体はテンポよく進むので読みやすかったです。
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優莉兄妹の中で唯一地獄の試練を受けずに育った七女の伊桜里。5歳の時に養護施設から養子に出されたが、虐待を受け育ち、学校ではいじめられて自殺を考えた矢先、結衣に助けられて…
あのクールな結衣が、凜香達とは違う純粋な伊桜里に対して姉としての愛情を注ぐのがとても意外でした。そして、優莉家に染まっていない伊桜里に優莉家の生き方を学ばせるのは、優莉として生きなければならないと判っているからだと言うのがが切なかったです。
純粋でキラキラした伊桜里が、結衣に絶対的な信頼をしているのがとても眩しかったです。
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優莉匤太の7女・伊桜里。
5歳の時に養子として引き取られ、中学3年になっていた。
他の兄弟姉妹と違い伊桜里は、家では養父母から虐待を受け、学校では壮絶な虐めを受けていた…
そんな伊桜里を結衣は…
EL累次体は下請け反社からの上納金集めを強めていた…
ひさしぶりの結衣登場。
やっぱり結衣には安心感、安定感がある。
窮地に陥っても、結衣ならなんとかしてくれるだろうって、いう。
瑠菜には感じられない安心感が。
もちろん凛香にはまったくない安心感が。
やっぱりこれまでの実績か…
結衣の伊桜里への想いの強さを感じる。
伊桜里がひとりで立ち上がることができてよかった。
他の兄弟姉妹と違い、純粋無垢な伊桜里。
これからどう成長していくのか…
来年からは伊桜里も日暮里高校に進学するんだろう。
凛香、瑠那、伊桜里が揃う日暮里高校、どうなるのか…
篤志、生きてたのか…
どうしてたんだろうか??
『高校事変17』から出てくるんだろうな。
EL累次体、一体何なのか??
黒幕は誰なのか??
なかなか松岡圭祐から逃れられない。
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劃編にするには、もったいない?ぐらいのストーリー展開。面白すぎる...
主人公は伊桜里だけど、結衣ちゃんが保護者としてサポートしながら敵と戦っていくので、結衣ちゃんファンとしては2倍楽しめる作品だった。
何より伊桜里メインの作品という思い込みで、読み始めたので、結衣ちゃんの度肝を抜くような登場の仕方に「待ってましたー」という嬉しさと「こういう出てき方は結衣ちゃんにしかできないよね」という安定感をまた味わえて、つくづく松岡圭祐さんの頭の中はどうなってるんだ!?と感嘆するばかり...
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満を持してベールに包まれた七女伊桜里の登場。里親にだされ、虐待と虐めの日々を送る中、耐え切れずとうとう身投げという行為に出てしまうが結衣に救われる。一時的に保護者となった結衣が伊桜里に教える生き方とは。それにしても流石に優莉家の血筋。覚えと飲み込みの速さで次第に意識も変えてゆく。単なる伊桜里の紹介編とはならず本編のEL累次体にも鋭く突っ込んでゆく。ちょい役で次男の篤志もでてくる。なにげに妹思いのいいやつ、篤志の劃編もでないかなぁ。そしてやっぱり結衣が出てくると話が締まっていい。高校事変17巻の11月24日発売の告知も。
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多分13巻から14巻にかけてのタイミング?
妹と長い時間過ごす結衣が見られて良かった。
結衣が「智沙子姉のおかげで助かった」って思う場面で泣きそうになった。ずっと離れ離れでたまにあったときも殺し合って、最後に共闘してすぐに別れることになった姉を、姉として素直に呼ぶようになっていたんだなって。
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かわいい感じの中学生の六女登場です。
六女伊桜里の幼少期からの生き様というか家庭環境が凄まじかった。
そして、その凄まじい家庭環境から救い出したのが結衣。
久しぶりの結衣の活躍が良かったです。