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商品説明
古代ルーシの歴史、民族と宗教、歴史の記憶をめぐる戦い、ウクライナ独立後の国内政治、冷戦後の国際安全保障の問題…。各分野を代表する第一線の研究者が、ロシア・ウクライナ戦争の背景を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
ウクライナ情勢が泥沼化している。なぜ戦争は始まり、そしていつ終わるのか。様々な情報が飛び交う中、本書は、古代ルーシの歴史からこの地域の民族・宗教的背景、ウクライナ独立以降の現代政治、ナチズムをめぐり政治化する歴史認識問題、冷戦後の新世界秩序の問題など、それぞれの分野を代表する専門家が幅広い視野で戦争の背景を冷静に読み解く。第一線の専門家が叡智を集結して届ける渾身の一作は、この戦争について多角的な視点から考えるために欠かせない作品である。
【商品解説】
目次
- 第1章 総論――背景と展開(塩川伸明)
- ウクライナとロシア/国際的文脈――冷戦終焉後のNATOとロシア/クリミヤおよびドンバス/展開(2014-21年):ヤヌコーヴィチ政権からマイダン革命へ/ドンバス二州の動向/マイダン革命後のウクライナ(ポロシェンコ期)/マイダン革命後のウクライナ(ゼレンシキー期)/(2022-23年)開戦/戦況の展開ほか
- 第2章 ルーシの歴史とウクライナ(松里公孝)
- ルーシ世界の形成(9-12世紀)/東西ルーシの分裂(13-14世紀)/教会合同とルーシ世界の変容(15世紀)/ポーランドとカトリックの攻勢/ゲームチェンジャーとしてのコサック/ルーシ正教会の再統一/ルーシの再統一(18世紀)/19世紀ロシア帝国下のウクライナほか
- 第3章 現代ウクライナの政治――脆弱な中央政府・強靱な地方政府(大串 敦)
- なぜ脆弱な中央政府が生まれたのか/地方閥が競合する体制/ユーロマイダン革命とドネツィク閥の解体/ポロシェンコ政権――東部エリートの分裂と反ロシア・カード/ゼレンシキー政権――ポピュリスト体制誕生の背景/ロシア侵攻後のウクライナ――戦時体制への変容ほか
- 第4章 「歴史」をめぐる相克――ロシア・ウクライナ戦争の一側面(浜 由樹子)
著者紹介
塩川 伸明
- 略歴
- 〈塩川伸明〉東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。専門はロシア・旧ソ連諸国近現代史。著書に「多民族国家ソ連の興亡」など。
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