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紙の本
昭和天皇の戦争 「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと 増補 (岩波現代文庫 学術)
著者 山田 朗 (著)
平和主義者というイメージは真実か。昭和天皇研究の第一人者が「昭和天皇実録」を読み解き、「大元帥」としてアジア太平洋戦争を指導・推進した天皇の実像を解明する。「公開新資料か...
昭和天皇の戦争 「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと 増補 (岩波現代文庫 学術)
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商品説明
平和主義者というイメージは真実か。昭和天皇研究の第一人者が「昭和天皇実録」を読み解き、「大元帥」としてアジア太平洋戦争を指導・推進した天皇の実像を解明する。「公開新資料から見た昭和天皇の戦争」の章を加え文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】
「聖断」によって日本を救った平和主義者――多くの人が抱く昭和天皇のイメージは真実だろうか。昭和天皇研究の第一人者が「昭和天皇実録」を読み解き、「大元帥」として陸海軍を統帥した天皇の実像を明らかにする。「昭和天皇拝謁記」や「百武三郎日記」などの新資料もあわせ検証した補章を付す。(解説=古川隆久)【商品解説】
目次
- はじめに――「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと
- 第Ⅰ部 大元帥としての天皇――軍事から見た「昭和天皇実録」の特徴
- 第一章 国務と統帥の統合者としての昭和天皇
- 1 国策決定のための御前会議
- 2 軍事戦略決定のための大本営会議
- 3 戦況奏上の様相
- 第二章 軍事と政治・儀式のはざま
著者紹介
山田 朗
- 略歴
- 山田 朗(Akira Yamada)
1956年大阪府生まれ.東京都立大学大学院博士課程単位取得退学.明治大学文学部教授.日本近現代政治史・軍事史.著書『大元帥 昭和天皇』(ちくま学芸文庫,2020年),『軍備拡張の近代史──日本軍の膨張と崩壊』(吉川弘文館,1997年),『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房,2002年),『世界史の中の日露戦争』(吉川弘文館,2009年),『近代日本軍事力の研究』(校倉書房,2015年),『兵士たちの戦場──体験と記憶の歴史化』(岩波書店,2015年),『昭和天皇の戦争認識──『拝謁記』を中心に』(新日本出版社,2023年)など.
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昭和天皇は飾りではない
2023/10/04 10:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前、天皇は主権者ではあったが、独裁者ではなかった。美濃部寅吉の言う天皇機関説があったていた。昭和天皇もその説を妥当としていた。独裁者でも飾りでもない、機関としての天皇は、戦争など政治などにどのような影響を及ぼし、人間天皇として昭和天皇は、どのような思いを抱いたのだろう。その一端が、本書では知ることが出来る。