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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/17
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版
- レーベル: 日経文庫
- サイズ:18cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-11843-4
読割 50
紙の本
日本のエネルギーまるわかり (日経文庫)
著者 塙 和也 (著)
進まない原発再稼働、送電網の問題、GX、再生エネルギーの未来とは。今企業は何をすべきか。世界の脱炭素の取り組みの事例を参照に、「地球沸騰時代」に急務な処方箋を提言する。【...
日本のエネルギーまるわかり (日経文庫)
日本のエネルギーまるわかり
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商品説明
進まない原発再稼働、送電網の問題、GX、再生エネルギーの未来とは。今企業は何をすべきか。世界の脱炭素の取り組みの事例を参照に、「地球沸騰時代」に急務な処方箋を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
●意思統一ができていない日本
「脱炭素のスピードが速すぎる」。日本企業の思いを代弁するとこういう言葉になるだろう。欧州では、2020~30年代までに石炭火力発電をゼロにするなど、50年のカーボンニュートラルに向けて順調にスキームをこなす一方、日本はいまだ東日本大震災の影響が残り、ようやく原発再稼働に向けて動き出したばかりだ。燃費の規制などで国が主導する欧州に比べ、日本ではまだ企業の自助努力に頼るばかり。コロナ規制でも国家が全面に出てきた欧米と違って、日本は「お願い」に頼る場面が多く、脱炭素対応では先進国の中でも一周も二週も遅い状況となっている。
日本は「GX経済移行債」などの取り組みが始まったばかり。菅前首相が発表した「2030年に温暖化ガス削減目標を46%(13年度比)」を確実に達成していくことが第一関門となる。
本書は、日本のエネルギー政策、脱炭素の取り組みを体系的にまとめた入門書。現場取材を通した姿を描く。【商品解説】
目次
- 第1章 G7の日本 追い込まれたのはなぜか
- ・欧米がつけた注文
- ・先導役を果たしたいG7
- ・なぜエネルギー転換が必要なのか。相次ぐ気象災害
- ・6000万人、75%の資産が危機に
- ・2030年、2035年までのエネルギーの道筋
- ・エネルギー安保と一体化
- 第2章 企業の取り組みは進んでいるのか
- ・技術では先行、普及で負ける
著者紹介
塙 和也
- 略歴
- 〈塙和也〉法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。日本経済新聞社経済・社会保障グループ専門エディター。気候変動、エネルギー、環境政策をカバー。著書に「原子力と政治」など。
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