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紙の本
イグジット (小学館文庫)
著者 相場 英雄 (著)
仙台の銀行に勤める女性が自殺する。月刊言論構想記者の池内は、かつての恋人が死んだ理由を探るうち、金融業界の末期的状況、さらにこの国の財政が直面する未曾有の危機を知り…。〔...
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商品説明
仙台の銀行に勤める女性が自殺する。月刊言論構想記者の池内は、かつての恋人が死んだ理由を探るうち、金融業界の末期的状況、さらにこの国の財政が直面する未曾有の危機を知り…。〔日経BP 2021年刊の改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
まもなく国家の財政は破綻します!
出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。新たな職場に戸惑う最中、叔母から不動産運用に関して相談を受ける。執拗に融資を持ちかける担当者は、なんと仙台の地銀に勤務する池内の元恋人だった。
池内と面会した直後に、彼女は自殺してしまう。一体なぜ? 周辺取材から見えてきたのは苦境の地銀と、過酷なノルマだった。彼女はその処方箋を求めて、ある男に会っていたという。
古賀遼、人は彼を金融界の掃除屋と呼ぶ。政界の重鎮の命を受け、日銀総裁人事にも関与していたようだ。池内は、古賀の暗躍を白日のもとに晒そうと奔走するが――。
この小説は経済記事よりリアルだ――解説・原真人氏(朝日新聞編集委員)
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は一級のミステリであると同時に、ノンフィクション要素を存分に盛り込んだヤバい経済小説です。アシノミクスや赤間レーザービームの元ネタは言うに及ばず。異様なほど金融政策に依存した財政運営がなぜ、世の中に受け入れられているか、それがどんなに恐ろしいことか。事実は小説より奇なり、とも言える現況を経済記者出身ならではの手法で因数分解し、エンタメとして再構築しているのが本書です。異次元金融緩和の出口は見つかるか…。現実世界で、日本経済のどんでん返しが起こらないことを願うばかりです。【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第一章 停滞
- 第二章 侵食
- 第三章 瓦解
- 第四章 撃鉄
- 第五章 撃発
- 最終章 無間
- エピローグ
- 解説 原真人
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イグジット
2023/12/27 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
月刊言論構想記者の池内は銀行に勤める元彼女が叔母にマンション経営を勧めていたことを知る。彼女は仙台にある第二地銀に勤めていたのだが、なぜが東京に営業を掛けているのか疑問に思い、彼女に真意を問い質す。しかし、その直後に飛び降り自殺をしてしまう。池内は彼女が死ななければならなかった理由を探り始めるのだが・・・・・。
不発弾で登場した古賀が再び登場しましたね。古賀のようなフィクサーが登場すると内容も締まって面白味が増しますね。ただ、報道も難しいですね、握りつぶされないようにしないと国民に事実が伝わらないですからね。国のやり方も相当エグイですが。