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商品説明
かこさとしが自ら編み、挿絵を描いた童話集。5は、「絵姿女房」「からさわじぞう」「節分の夜」「きつねの川わたり」など、自身が再話した日本のむかしばなし全25話を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。
5巻は、2冊あるうちの「日本のむかしばなし<その2>」。かこさんは、地方で講演をしたとき、地元の歴史をよく知る方たちから直接昔話などをうかがうのを、とても楽しみになさっていたそうです。そしてたくさんのお話を集めて、創作昔話を書いていました。昔話には思いをもって語り継がれてきたことがあり、人が生きていくうえで大切にしたい智恵も多くあります。有名な昔話「舌きりスズメ」の3つのバージョンや、子どもたちが大好きなおならを自慢する「屁放の十どん」、かこさんが学生時代のセツルメント活動で大型紙芝居を作って上演していた「くりひこうりひめ」、故郷越前市武生のお話「きつねの川わたり」など25話を収録。【商品解説】
目次
- はじめに
- 長者やしきのおとろし話
- 絵姿女房
- なしなし なしばなし
- じっさとばっさの年の暮
- 腰越江島縁起伝
- みどり沼のおとろし話
- かきの木 一本 かき一つ
- からさわじぞう
- 半日村の山犬
収録作品一覧
長者やしきのおとろし話 | 12−20 | |
---|---|---|
絵姿女房 | 21−27 | |
なしなしなしばなし | 28−54 |
著者紹介
かこさとし
- 略歴
- 〈かこさとし〉福井県越前市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。民間化学会社研究所勤務等を経て、子どもの本の執筆に専念。児童文化の研究者。菊池寛賞など受賞。作品に「伝承遊び考」など。
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