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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2023/11/15
- 出版社: 講談社
- レーベル: わくわくライブラリー
- サイズ:22cm/123p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-06-532458-5
読割 50
紙の本
100年見つめてきました (わくわくライブラリー)
子どもたちを空の世界へと誘う楽しい遊具として、昭和4年に生まれた「飛行塔」。やがて戦争がはじまり、終戦後は高度経済成長期の変わる日本を見届け…。奈良県の生駒山上遊園地の「...
100年見つめてきました (わくわくライブラリー)
100年見つめてきました
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商品説明
子どもたちを空の世界へと誘う楽しい遊具として、昭和4年に生まれた「飛行塔」。やがて戦争がはじまり、終戦後は高度経済成長期の変わる日本を見届け…。奈良県の生駒山上遊園地の「飛行塔」が語る歴史ファンタジー。【「TRC MARC」の商品解説】
奈良県生駒市の生駒山上遊園地の遊具「飛行塔」が話す歴史ファンタジー!
標高642メートルの生駒山から見続けた昭和4年から戦時中、令和までの、歴史童話。
飛行塔は、子どもたちを空の世界へと誘う楽しい遊具として、昭和4年に生まれました。
戦争中は、飛行機部分をもぎとられ「金属回収」されてしまいます。明石空襲、大阪空襲を目の前で見て「戦争とは何か」を考え、
その後、高度経済成長期の変わる日本を見届け、令和の子どもたちにあたたかい声をかけます。
長い年月の間、高い山のてっぺんから、いろんなものを見てきた、
現存する最古の遊具である飛行塔のお話。
●巻末に、年表や語句説明もあり、「戦争を伝える」ためにもぜひご覧頂きたいです。
●発売前から書店員さん、司書さんから評判です!
「被害者」「加害者」ではなく、「第三者視点」で描かれる戦争童話は、
子どもたちに客観的に戦争について考える力を与えてくれます。
──紀伊國屋書店横浜店 花田優子
「平和がいかに大切か。争いのない世の中がどれだけ尊いものか。稼働する最古の大型遊具が見つめた、戦前、戦中、戦後。
その歩みをユニークな手法で伝えるやさしくてせつない物語。幅広い世代に手に取って欲しいです!」
──NetGalley先読み読者【商品解説】
著者紹介
吉野 万理子
- 略歴
- 〈吉野万理子〉神奈川県出身。作家、脚本家。「秋の大三角」で新潮エンターテインメント新人賞、「劇団6年2組」「ひみつの校庭」でうつのみやこども賞を受賞。
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紙の本
『100年見つめてきました』
2023/12/22 21:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしは「飛行塔」
いまから100年近く前、高さ642メートルの生駒山のてっぺんにつくられた遊園地の乗り物です
遊びに来てくれる子どもたちを飛行機に乗せて楽しませたり
ケーブルカーさんや航空灯台さん、カラスやネコたちとおはなししながら
仕事をしていました
けれど、11回目の“たんじょう日”をすぎたころからようすがかわってきました
やってくるお客さんがへり、軍人がふえ、ある日とうとう……
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1929年、奈良県の生駒山上遊園地にできた「飛行塔」という現存する日本最古の大型遊具を語り手に、現在につながる100年間のできごとを、戦争と子どもを、吉野万理子が想像を広げて物語る
《飛行塔が話す歴史ファンタジー》──帯のコピー
金属回収、建物疎開、空襲、焼夷弾などがわかりやすく説明されていて、平和教育の入り口として中・高学年に手にとってほしい一冊
「わくわくライブラリー」から、2023年11月刊