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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/12/06
- 出版社: 文藝春秋
- レーベル: 文春学藝ライブラリー
- サイズ:16cm/454p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-813107-3
紙の本
河東碧梧桐 表現の永続革命 (文春学藝ライブラリー 雑英)
著者 石川 九楊 (著)
正岡子規の後継者と目されながら、高浜虚子の陰に隠れ、歴史から抹殺された俳人・河東碧梧桐。「有季定型」の枠にとどまることなく俳句革新の運動を続け、書にも多くの傑作を残したそ...
河東碧梧桐 表現の永続革命 (文春学藝ライブラリー 雑英)
河東碧梧桐―表現の永続革命
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商品説明
正岡子規の後継者と目されながら、高浜虚子の陰に隠れ、歴史から抹殺された俳人・河東碧梧桐。「有季定型」の枠にとどまることなく俳句革新の運動を続け、書にも多くの傑作を残したその巨大な足跡を掘り起こす画期的評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
上野千鶴子氏激賞! 「世界最短詩型である俳句は、日本語と格闘せずには表現たりえない。本書は『表現の革命』を論じて、真に革命的な日本語表現論だ」【商品解説】
目次
- 口絵 第一章 俳句第二芸術論――赤い椿白い椿と落ちにけり 第二章 子規と碧梧桐――師を追うて霧晴るゝ大河渡らばや 第三章 三千里の旅へ――鳥渡る博物館の林かな 第四章 新傾向俳句の誕生――思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 第五章 龍眠帖と龍眠会――鮎活けて朝見んを又た灯ともしぬ 第六章 碧梧桐と虚子――虚子といふ友ありけりや冬瓜汁 第七章 無中心論の展開――相撲乗せし便船のなど時化となり 第八章 登山家・碧梧桐――立山は手届く爪殺ぎの雪 第九章 『八年間』の麗姿――ローマの花ミモーザの花其花を手に 第十章 関東大震災の記録――松葉牡丹のむき出しな茎がよれて倒れて 第十一章 新切字の探索――汐のよい船脚を瀬戸の鷗は鷗づれ 第十二章 ルビ付俳句の意義――虎(オ)猫(マヘ)友(ツ)猫(レ)なうて来る鼻声(コヱ)鼻黒が痩せて腰骨(フリ) 第十三章 碧梧桐死す―金襴(テリ)帯かゝやくをあやに解きつ巻き巻き解きつ 河東碧梧桐略年譜 あとがき
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