紙の本
小説にコンバートした映画のコンテとト書き
2023/12/27 21:42
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の映画のノベライズ。描写が最低限まで引き算されているので、一度映画を鑑賞してからでないと没入できないかも。だが、その代わりにテンポは良く、内容に関しても役者さんの演技の裏に込めた感情を補完するにはうってつけの一冊だ。
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文学的な何かを求めていた訳ではないので評価はフラットに置くが、一応メモ程度に。
映画を観た後なので完全に物語を字面でなぞってるだけの脚本みたいなものだけど、それでも映像で観きれなかった部分が補完されて解釈の一助には充分なった。
これを持ってして、二度目の鑑賞に挑もうという感じで映画自体は大変面白いので、山崎貴の監督業…ひいてはゴジラ愛には賞賛しかないですわ。
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小説というより、脚本に近いものでした。映画を2回鑑賞後に本書を手に取りました。ほぼ、映画と同じ展開です。ぜひ、映画館のスクリーンで迫力満点のゴジラをご覧になってください。
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映画にはなかったシーン(大戸島で深海魚の鍋を食べるシーン)や登場人物の気持ちなどが書かれていて映画の内容を補完するのにうってつけの一作。
そしめ、最後のところで典子の首にあったアザって…
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映画好きの友人から勧められた。
捻くれ者の私はぶっちゃけ映像にはあまり興味を持てないタチなので、あえてこちらを読んでみることにした。
ゴジラ作品に触れたことはほぼない。
あえて言うなら、『シン・ゴジラ』を途中まで観たくらいである。
だが、そんな私もこの作品には興味を抱いた。
舞台が戦中・戦後の日本だったからかもしれない。
太平洋戦争終結後、復興もままならない日本に大型の未知の生物ゴジラが来襲する。戦争から命からがら生き延びた日本人達が新たな敵に立ち向かう。まさに泣き面に蜂。簡単に言ってしまえばそれだけのストーリーだ。
小説の方は辛口に言うと、シナリオを読んでいるようで小説として楽しむのは難しい……。
映画の評価は高いそうなので、戦争で負った傷や生き残ってしまったことへの罪悪感、新たな敵に立ち向かうことでその時の罪悪感を払拭しようとする気概のようなものが演者の力量でうまく表現されているのだろうか……?
普段、小説を読んで映画まで観ようと思うことはあまりないのだが、今回は映画館に足を運んでみようと思った。
(追記)✴︎映画鑑賞記録✴︎
あの花…と一緒に映画観てきた。
特攻隊映画2作連続だ。
シナリオは本でおさえていたが、シナリオだけで作戦の内容をイメージすんのは無茶あるなってことで劇場へ。
特撮とか怪獣ものって敬遠してきたが、損してたなあと。
ゴジラ登場シーンだけに注目してたのがいけなかった。
人間模様にまで注目して観たら普通に没頭できた。
よく考えたら現代の日本は戦争もない平和な世の中で、それこそ怪獣やゾンビのような非現実な存在を登場させないことには命のやり取り云々のような脅威を登場させることさえ困難だ。
わかりやすい脅威の表現としてゴジラは便利だと思った。
俳優陣が最高だった。
神木くんの美談じゃない特攻隊がしっくりきた。
私の中ではどちらかというとこっちだなあ……
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P20 零戦の20mmに限らないけど、200から300m先に左右の射線が交差するように設定してあるので、砲台や銃座としては使いにくいのが現実。
P69- 新生丸、海進丸が『ジョーズ』のクライマックス
P113 四号戦車…試製四式中型戦車(75mm砲)のことか?
P115 固体が液体をスキップして気体になる。なんで昇華と記さないのか?学校で習うよね?
115/188ページでヒロイン死亡
P138 震電を修復するための橘召喚で、敷島の取った手段が外道の極み。でも、本気度が伝わる。
P163 エアブレーキ、フラップ
空戦フラップというのがあったけど、空中戦機動では速度の低下はダメというのが基本だったかと
P164 巡洋艦
たぶん、駆逐艦の間違いかと
軍事考証はスルーしました
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映画鑑賞後、思わずamazonでポチってしまった。
映画は本当によかった。だからその世界にもっとどっぷり浸りたい、という期待から、amazonで見かけた瞬間にほぼ迷わず購入。
読んだ感触としては映画に忠実すぎて、自分の期待値が高すぎたというところ。
ノベライズに何を期待するのか、という話にもなってしまうけど、例えばメタルギアのノベライズであれば原作をなぞる以上にデティールが細かいため、よりその世界に浸れる。それが小説版の良いところだと思っている。
一方で本作は映画の範囲を超えないため、その期待は裏切られる。
人物描写も、背景や設定の詳細も、映画以上のものはなく、ところによってはあっけない1行で進んでしまうため、物足りなさを感じる。
ただし、やっぱり原作(映画版)が非常に好きなので、あっさりめノベライズでも十分に楽しめてしまった。なんなら物足りない描写も自分の脳内で補完しつつ読むことで、やっぱりこれはこれでノベライズに感謝。
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私にとってのゴジラは【ゴジラ対ビオランテ】!
植物細胞とゴジラ細胞により作られたビオランテがゴジラと対決する映画!
自衛隊の対ゴジラ兵器のスーパーX2も頑張ります!
本作はゴジラが誕生直後に日本を襲う物語!
舞台は戦後の日本!
特攻隊の生き残りの敷島は大戦末期にある島で謎の生物の襲撃を受ける!?
敷島は戦争のトラウマに追われ続けるものの少しずつ幸せになりかけていくのだが、本作の題名がそれを簡単に許してはくれない・・・
太平洋戦争で負けた者たちは東京を救えるのか!?
復員者達の東京リベンジャーズ!?
三丁目の夕日のオープニングで東京がゴジラに襲われているのを思い出しました。
映画観てみようかなぁ!!!
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映画と比して勝っているとこがある。手紙の内容が分かること、殺されても文句が言えんぞ。すごい手紙でした。
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ゴジラ映画ノベライズ
もちろん映画を観るのが一番なんだけど、観賞後に読むとより面白い。
やっぱり、時期的にも朝ドラ『らんまん』の二人が主演っていうのが良かった。
山田裕貴のキャラも良かった。
脇を固めるベテランも良かった。
ゴジラも良かった。
全体的に見やすくて、ちょうどいいバランスのゴジラ映画だった。
自分の記憶が正しければ、今回の映画が発表された時はゴジ泣きだなんだって揶揄されてた気もするけど、いざ公開されてみれば快作でした。
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2024最初に感想を書く小説は、この『(小説版)ゴジラ-1.0』。
私だけかも知れないが、映画を先に観るか、原作小説もしくは漫画、または、ノベライズ作品を先に読むか、悩んでしまう。どちらを先にすべきか、その正解は未だに分からないが、一つはっきりと言えるのは、本当に好きならば、両方とも観て、読むべきだ。
この『(小説版)ゴジラ-1.0』を、私は映画を先に観て、監督である山崎貴さんが書いた小説を後に読んだ。ぶっちゃけ、これは、小説を書店で買えなかったので、流れで映画を先にしたって感じ。小説を読んだ時は、これと言った後悔やつまらなさはなく、むしろ、更に楽しめたので、『ゴジラ-1.0』に関して言えば、この順番で正解だったのかも。
『ONE PIECE』や『名探偵コナン』レベルで超ヒットした作品なので、映画を観て、小説を読んだ方も多いだろうから、ネタバレかましても構わない気もしたんだが、いざ、書こうとしたら、情けない事に、私の実力じゃ、この『ゴジラ-1.0』のストーリーが放ってくる凄味、何より、ゴジラの神じみた存在感を余さずに説明できる気が、一向にしない。
そんな私が言えるのは、人間、生きてれば、死にたくなるような絶望的な状況に陥るけど、そこで死を選ばず、怒りでも、憎しみでも、罪を償いたい気持ちでも何でも構わないから、生き続けてれば、生きていて良かった、死ななくて良かった、と心の底から思える希望を掴める、そんな在り来たりな事だけだ。
この台詞を引用に選んだのは、シンプルなものだからこそ、葛藤と懊悩、自己や記憶との対話を経て、この決断に至った橘さんの漢気を視る事が出来るからだ。
あれほどまでに深かった敷島への憎しみを乗り越え、自分の命を擲ってでも、仲間を、国を、そして、愛すべき家族を守ろうとしている一人の男を許し、明日を掴むチャンスを作った橘さんを、青木崇高さんが演じてくれて、本当に良かった。
「生きろ」(by橘)
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映画 ノベライズであるが、シーンが浮かばない。映像を見るべきかな。ゴジラはわき役で、戦争のトラウマを抱えた兵士たちがゴジラに立ち向かう作品。
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いい意味でも悪い意味でも映画のまんまでした。
細かな心理描写だったりが描かれてるのかと思ったけど
そんなことも無く、映画を観ているから
情景が頭に浮かぶけど、観てなかったらわかんなかったかも。
だけどまぁ、やっぱ泣きました。
ひとつひとつのシーンが蘇って、
役者たちの顔で、声で、脳内再生されたのもよかった。
ただ、まんまなので少し寂しい気も否めない。笑
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audible 。やっぱり映画見ないとだめだねという結論。
この人悪い意味での昭和の匂いがプンプンするなあ。百田原作の映画作った人だよね。
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Audibleにて。
痣の正体がゴジラ細胞だった場合、自作はゴジラ対ノリランテになるのかしら。…だとしたら見ない。
戦争と核の象徴としてのゴジラではあるが、今回のはどちらかというと神とか自然災害とか、人の手ではどうしようもないものの象徴のように感じるな。
その意味では人災よりも天災に近いイメージ。
が、そもそも人災は本当に人間だけのせいなのか?とも考える。たとえ人災といえど、抗い難く起こったのだとすれば、もはやそれは運命に近いのではないか。人の手でどうにかなるのか?戦争は人災なのか?
…なかなかに人の叡智、その可能性を信じられなくなってるな。
しかしこれとは逆説であろうか。「その責任は人にあり!!」と過剰なまでに罵る事態が起きるのは。本来は、神レベルに向けるべき憤りを人レベルに矮小化させて責任追及をしている事象に出会う。
なるほどあれはまだ人間の可能性を信じているんだな。そう思えば、過剰な人叩きも希望の光を持って見ることができそうだ。
悲しく愚かしいことにかわりはないけれど…。