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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/11/10
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- サイズ:16cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-403-52587-2
紙の本
恋は読むもの語るもの (新書館ディアプラス文庫)
パワハラが原因で会社を辞め、心を救われた講談の世界に飛び込んだ進也。兄弟子・青嵐の芸に惚れぬいて必死にあとを追ううち、口調は怖いけれど実は優しい青嵐自身にも惹かれてゆき…...
恋は読むもの語るもの (新書館ディアプラス文庫)
恋は読むもの語るもの【honto限定おまけ付き】
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商品説明
パワハラが原因で会社を辞め、心を救われた講談の世界に飛び込んだ進也。兄弟子・青嵐の芸に惚れぬいて必死にあとを追ううち、口調は怖いけれど実は優しい青嵐自身にも惹かれてゆき……? 大阪の講談界が舞台の、ワンコ系見習い講談師と溺愛系毒舌講談師の純恋歌!!【商品解説】
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紙の本
(やって俺は、兄さんのことが好きやから。)本文より。
2023/11/19 22:22
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ツンデレ系実力派講談師×ワンコ系見習い講談師の純恋歌v」帯より。
ネタバレがあります。
●三白眼が印象的な25歳の兄弟子攻め・城戸徹平/高座名:伝井青嵐
●元サラリーマンで25歳の弟弟子受け・日比野進也/高座名:伝井青葉
○前半は受け視点、後半は攻め視点
進也はブラック企業を辞め、伝井青右衛門に弟子入りして三ヶ月の高座名がまだない講談師「見習い」。上司のパワハラのせいで病んでいたところ、偶然立ち寄った劇場でのちに進也の兄弟子となる伝井青嵐の講談を見て救われたことがきっかけで講談の道に。師匠や常連さんたち、そして厳しいけれど優しい兄弟子・青嵐のおかげで元気になった進也は、師匠から「青葉」の高座名をもらってますます精進します。
ところがある日、進也は青嵐から避けられるようになり・・・
講談師を主人公にした芸人シリーズの作品です。独立した内容となっているので未読でも大丈夫です。
「溺愛」特集の雑誌に掲載された前半と、書き下ろしの後半を収録して一冊となった作品です。雑誌ではキス止まりだったのでその後が読めてとても嬉しい。
陰キャの兄弟子と陽キャの弟弟子が、芸を磨きながら惹かれあいカップルになる演芸BL。講談について作中で随時説明があり、知らなくてもするする読めました。
講談への熱意や芸事の上下関係、実力、コンプレックスも書かれていてとても面白かったです。芸人シリーズでは個人的にこの作品が一番好きかも。
そして読みたかったエッチシーン!パパンパチン!(張り扇と小拍子)
「セッ◯スは既に何度も経験した。」の一文に仰け反りそうになりました。そう、お初はもう済ませていたのです!残念!!だけど最中でも進也が「兄さん」呼びしていたから許そう(血涙)。
イラストは梨とりこ先生です。三白眼の青嵐を見事に描写しています。カッコエエです!文庫化でイラストが増えて嬉しい。
特典ペーパーは進也視点による「兄さんのおはぎ」。甘いな!
久我先生のSNSによると番外編SSがブログに更新しているそうです。気になる方はチェックなさってください。