生まれて初めて途中で読むのをやめた本です
2023/12/10 02:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マチコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者はさぞ書いていて気持ちよかったでしょうね……
自分のこだわりに当てはまらない他者をこき下ろす内容でした。
なぜ赤子を育ててる人が素麺で済まそうとする会話を批判できるのか……素麺で済ますしかない状況を理解できないのか。自分以外の小さき弱き命の責任に持ち始めたら、自分の食事にこだわれない時期があってもおかしくないというのは独身の自分でも想像がつきます。その感覚で書いている本だと思うと心底気分が悪くなり、途中で読むのをやめました。
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期待外れの本。
1.人間の体は食べたものでできている で、子供に料理を作らない親たちをすごくけなしていて、きちんとした料理を作らないといけないと言っていたくせに(実験した人の話とのことだったが)、自分1人の分しか作らなくていい筆者なのに、2.料理は最小の労力で最大の効果を で、10回のうち2回を自分で作れたらいいかもと急に力を抜いていることを書いたり訳わからない。
まず、子持ちでないのに親を追い詰める発言はやめてほしい。今私は1歳の子持ちだが、魚に、野菜を茹でたり炒めただけのものを子供が果たして意欲的に食べると思っているのだろうか?食べてくれるならハンバーグでもカレーでも、惣菜でもいいじゃない。
こっちは命懸けなのだ。一度子育てで、子供の食事の大変さを知ってから発言して欲しい。
小説家の筆者は自分で好きに時間が使えるのかもしれないが、ワーママの私は少ない。限られた時間で料理をしなきゃいけない人が、たくさんいるということをわかったほうがいい。
2の章までで、読むのがしんどくなったので読みませんでした。
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感想
自分の身体を作ってくれる。感謝と同時に親しみを覚える。人類誕生の瞬間から常に付きまとう。ということは一度底まで考え抜いても良いのかも。
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202311/群先生ご自身の暮らしについて書かれてることを期待したけど、友人知人から聞いた他人の話に苦言的な所感を述べるいつものテイスト。今回は食がテーマなので、若者の食生活や料理しない人について等よくある話題で、文庫とはいえ今更群先生が書かなくてもだし、良く言えば行き過ぎた老婆心かもだけど、余計なお世話的な内容ばっかりで残念。
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説教くさくて途中でギブアップ…著者の言いたいことはわかるし、時間と体力があれば見習いたいとは思っているんだけど…現代人のライフスタイルにはあまり寄り添ってない内容だった。
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親類の食にうるさいおばさんのボヤキをずーっと聞かされているような御本です。
そんなに世の中に怒らなくても…というかプロの書き手なら笑かしてよとか思いながら読了。作者にとってはそれくらい今の世の中の食に対して危機感があるのだと受け止めとくことにしました。
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調理器具などは自分が普段ほとんど気にしていないことなので興味深いのだが、いかんせん愚痴っぽく、ずっと読んでいるとしんどい。関西人としては、どれだけ愚痴られようと、最後にクスリと笑える落ちが用意されていれば全然OKなのだが、愚痴は愚痴のままで終わり、なんだかなぁという感じ。そのせいか、せっかくの料理も美味しさとか食に対する喜びがあまり感じ取れず、総じて残念。
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表紙が可愛くて購入。
有名な作家さんのエッセイなので楽しみにしていたけれど、ブクログ登録したときに評価低めで意外。でも読み進めて納得しました。
なんかなー、、と嫌な気持ちになること多々あり。
読みながら、三浦しをんって小説もエッセイもとっても上手だし、心地の良いものを書く人なんだなと勝手に三浦しをんさんを再評価。
書いてあること、主張したいことは間違ってなさそうだったり、良さそうな情報だったりするのに、その展開の仕方(自分の友人は〜と何故か上から目線。クレカのくだりはなんか引いた)が癇に障ったり、文章が読みづらくて引っかかったりしてもやもやしました。
流れでいったら、この目的語のまま文章が繋がるかと思ったら、なんか主体が変わって、え?誰が主語?何が目的語?となること何度もありました。
推敲してあるのでしょうか。
単に自分が群ようこさんの文体に慣れてないのか相性が悪いのか。
群ようこさんの視点や意見の方向性は賛同できるものなので引用され、紹介されてるものは読んでみよう試してみようと思いましたがこの方の文章は気持ちが良くなくてもういいかな、となりました。
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ずっとおばあちゃんに小言を言われてるような感じがするが、最期まで読むと現代の食に関する常識の移り変わり、世代間の差について考えさせられる、非常に面白いテーマだと思った。
ほんの20〜30年で働き方、子育て、食事の仕方から調理法まで生活習慣が大きく変わったことを改めて認識した。
食は不変のテーマだから100年とか1000年前、例えば平安時代とかローマ時代にも同じ様なことを言ってた人がいそう。
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言っていることは分かる気もするが、ひとつの価値観で決めつけている感があり、やや辛くなった。
作者も書いているように、各家庭は、それぞれの国家のようなものだから、その国民が満足していればいいのでは?
もう少しハッピーな内容を想像していたので、残念。
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自分とは違う価値観なので、興味深かった。
言いたいことも、大切なことも理解できたけど、現実的には、今のワーキング世代にはそれはちょっと無理じゃない…?というところがあった。
単純にこの本を読むタイミングが違ったからかもしれない。いろんな目の前で起きている問題や日常の忙しさ、悩みなどを全く違う視点で捉えたり、今とは違う方法で人生を選択したときに、食事のありがたみ、というところにば戻ってくるかもしれないけれど、これだけを読むとそれを実行するのは難しそう。
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群さんが舌鋒鋭く現代の食に警鐘を鳴らしつつ、高齢のひとり暮らしなりに工夫し楽しむおうちごはんのコツを伝授。しかし本当に今の親たちは、こんなにも料理せず、子供には「親の味」の記憶がなく、レトルトとコンビニで育っているのだろうか…私の周りは料理好き・食べ好き・玄人はだしみたいな人ばかりで、下手くそよと謙遜する人も子供のごはんはちゃんと普通に作っているので、むむむと思うけれど…。
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子育て中の私が読むととっても責められてるような気持ちになって、群さんの世代の方から見ると私のような親はこんなふうに見えてるのか‥と、ちょっとどんよりしてしまった。結構前に書かれた本なのかな?と思ったらわりと最近だったので余計にすみません‥と心の中で平謝り。
バランスがいい食事を作るのに越したことないし、作れる時間と体力と子供を見てくれている人がいれば私だってそうしたい。
でも群さんの有名な作品のかもめ食堂。私も何回か見た。おにぎりに生姜焼き、シナモンロール、コーヒーなどなど、誰かのために丁寧に作られた美味しい食事は、たしかに見てるだけで満たされた気持ちになった。お気に入りの器、対面で買うお肉やお魚、自分の好きなお洋服。きっと日常にある大切にしたいことを見失わず、それ以外のもので大切に出来なくならないように守ろうとすることも、忘れちゃいけないことなんだろうなと思った。
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食べるということ、何を選択するのかを
改めて気付かされました。
現代の食の問題を読んでびっくりしました。
若い世代の方に読んで頂きたいです。
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この本に出てくる若い人や最近のお母さんたち、相当少数派だと思うのだけど、周囲の参考にする人が偏りすぎていてちょっと辟易。それとも私の周囲が偏っているのか?著者自身が身体に気遣う食事をされているのは伝わってくるけれど、それの対比として出てくる若い世代があまりにもこき下ろされている気がしてならない。
…と思っていたらちゃんと料理をする人の話もでてきてちょっとだけ安心。
おいしそうなごはんが出てくるほんわか小説のイメージがあったので、ちょっと思想強めなのは意外でした。
いまの子育て世代にもしっかり栄養を考えて料理をする家庭もちゃんといますよ。外食や惣菜を便利に使いつつ、食育にも力を入れている人の方が私の周囲には多いです。