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紙の本
なにごともなく、晴天。 (中公文庫)
著者 吉田篤弘 (著)
高架下の商店街で働く美子の前に、ある日、コーヒーと銭湯を愛する探偵が現れる。その話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りだし…。今いる場所を大切に想う勇気をくれる小説...
なにごともなく、晴天。 (中公文庫)
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商品説明
高架下の商店街で働く美子の前に、ある日、コーヒーと銭湯を愛する探偵が現れる。その話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りだし…。今いる場所を大切に想う勇気をくれる小説。荒野のベーコン醬油ライスの作り方付き。〔平凡社 2020年刊に「荒野のベーコン醬油ライスの作り方」を新規収録〕【「TRC MARC」の商品解説】
鉄道の高架下商店街〈晴天通り〉で働く美子の前に、ある日、コーヒーと銭湯を愛する探偵が現れる。その話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りだす。忘れたはずの出来事や未来への迷いをふりはらう、小さな勇気と決断。遠くからそっと誰かを想う優しさにふれ、新しい一歩を踏み出す物語。巻末に「荒野のベーコン醤油ライスの作り方」を新規収録。【商品解説】
著者紹介
吉田篤弘
- 略歴
- 吉田篤弘
一九六二年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を手がけている。著作に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『おるもすと』『金曜日の本』『月とコーヒー』『中庭のオレンジ』『物語のあるところ――月舟町ダイアローグ』など多数。
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紙の本
何気ないけれど
2024/01/06 16:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の何気ない毎日のようですが、そこにはやっぱり繋がりがあって、みんなそれぞれに事情があって…
とても読みやすく、暖かかったです。
紙の本
そんなはずはないけれど
2024/01/06 07:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミステリー好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
元探偵は登場するものの、大きな事件が起きるわけでもなく、30代独身女子ののほほんとした日常が10ページずつ章を分けて描かれている。
いえ、それなりの山谷はありますが。
著者の年齢であれば悲しみも苦難も経験していないはずもなく、それがかえってこういう物語を書かせているような。
著者のあとがきによれば、本書のタイトルの「なにごともなく、晴天。」のあとにはカッコ書きで(そんなはずはないけれど)とつづくという。まぁ、人生、そうですよね。
この著者の作品は初めてでしたが、とても沁みました。よかったです。