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紙の本
明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか
著者 鳥海 修 (著)
明朝体の世界へようこそ! 書体デザインの第一人者・鳥海修が、字游工房が作った游明朝体を基準にして、本文用明朝体の制作手順から、各書体の比較検討、文字の歴史までわかりやすく...
明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか
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商品説明
明朝体の世界へようこそ! 書体デザインの第一人者・鳥海修が、字游工房が作った游明朝体を基準にして、本文用明朝体の制作手順から、各書体の比較検討、文字の歴史までわかりやすく解説します。【「TRC MARC」の商品解説】
(Amazonから購入できない場合は、出版元Book&Designの直販サイトから
https://bookdesign.theshop.jp/
定価(本体3,200円+税)で購入できます。Amazon Pay、クレジットカード対応)
史上初! 書体デザインの第一人者が書いた明朝体の作り方の本
書体デザインの第一人者、鳥海修氏が明朝体のデザインと作り方について書いた本です。本文用明朝体の制作手順から、各書体の比較検討、文字の歴史まで、明朝体のすべてを、わかりやすく解説しています。
字游工房の游明朝体を基準にして、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、約物の順に文字デザインの特徴を説明。さまざまな明朝体と比較しながら、明朝体の本質に迫ります。
今まで言語化されることのなかった明朝体の作り方が初めて書籍にまとめられました。
デザイナーや文字を愛するすべての方に読んでいただきたい一冊です。【商品解説】
目次
- 第1章 漢字の作り方
- ・書体デザインの基礎知識1 大きさ、骨格、エレメント、太さ 四つのポイントを概説する
- ・書体デザインの基礎知識2 錯視と黒みムラを調整する
- ・書体見本の作り方
- ・単体漢字の作り方
- ・左右合成漢字の作り方
- ・上下合成漢字の作り方
- ・字種拡張の方法
- コラム 漢字とひらがなの3500年史
著者紹介
鳥海 修
- 略歴
- 〈鳥海修〉山形県生まれ。多摩美術大学卒業。書体設計士。「松本文字塾」で明朝体の仮名の作り方を指導。佐藤敬之輔賞、グッドデザイン賞を受賞。「文字を作る仕事」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
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紙の本
フォントの使い方が分かってくる
2024/04/05 21:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
フォントデザイナーが行っている本文用明朝体のフォントの作り方を具体的に紹介しています。
フォントづくりで考えるべき要素や大原則などを折り込みながら、東・国などの基本の漢字、その後はひらがな、カタカナと展開しています。
基本的には漢字は4つ、ひらがなは6つのフォントを比較しながら、それぞれの特徴を細説しています。これがフォントの使い方の大きなヒントになっています。フォントを作る人だけでなく、フォントを意識して使う人にも、とっても勉強になります。
類書がほぼないのでは?と思うほどの情報量です。とはいいつつも、実際のフォントづくりは格段に職人的な精度が求められることが端々に感じられます。
レシピを全部晒しても、味を再現できないほどの技量を持ったグランシェフが
ちらっとその腕を披露した。そんな印象を持ちました。
願わくは、ゴシック体についても、同様の本を書いていただきたいんです。
紙の本
明朝体のノウハウが惜しげもなく
2024/02/26 14:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うむうむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
明朝体について、書体づくりのノウハウが惜しげもなく書かれています。 漢字については、書体づくりに重要な代表的な字をピックアップし、それぞれ代表的な4つの書体を比較して解説・評価されています。 今まで書体をそこまで注視して見たことはありませんでしたが、作業の繊細さに驚きました。
初めは本文を読みながら4つの書体の図版を見ていましたが、途中からは先に4つの書体の図版を見て、個人的に「ここがちょっと窮屈かな」「ここがちょっと煩雑かな」などと感想を持ってから本文を読むようになりました。 読んでいるうちに書体を見る目が少しは養われてきたような気がしました。
価格はちょっと高めな気もしますが、読めば納得できると思います。
ただ、手で持って読んでいると、表紙の紙がゴワゴワしている点だけがちょっと気になりました。 ここだけは、もう少し滑らかにしなる紙の方が良かったように思います。