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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/22
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/251p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005737-3
読割 50
紙の本
書くことの不純
著者 角幡唯介 (著)
生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。冒険家・角幡唯介が、「書くということ」「生きるということ」の意味を問い直す。『中央公論』連載に加筆・...
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商品説明
生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。冒険家・角幡唯介が、「書くということ」「生きるということ」の意味を問い直す。『中央公論』連載に加筆・修正。【「TRC MARC」の商品解説】
こうして私はワイヤーにぶらさがって村にたどり着くことができ、結果、生きのこったわけだが、ここで問題になるのは、私がワイヤーをわたりきり、いわば死の瀬戸際から脱出したときに何を思ったのかだ。
私はこんなことを考えた。
もしワイヤーではなく、川を泳いで生きのこったら、そっちのほうが話は面白くなったんじゃないか?
そしてこんなことを考えている自分にゾッとした。(本文より)
生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。書くことは不純だと言いながら、それでも書き続ける冒険家・角幡唯介がたどり着いた、行為する表現者の真髄とは。
【目次】
序 論 探検って社会の役に立ちますか?
第一部 行為と表現
第一章 書くことの不純
第二章 羽生の純粋と栗城の不純
第三章 冒険芸術論
第二部 三島由紀夫の行為論
第四章 届かないものについて
第五章 世界を変えるのは認識か行為か
第六章 実在の精髄
第七章 年齢と永遠の美
あとがき あらためて書くことについて【商品解説】
著者紹介
角幡唯介
- 略歴
- 〈角幡唯介〉北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。作家、探検家、極地旅行家。「空白の五マイル」で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞等、「極夜行」で大佛次郎賞等受賞。
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