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双蛇の落胤 濫国公主月隠抄 (集英社オレンジ文庫)
草原の民アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自から、協定を結ぶ使者として濫を訪れる。濫の皇太子・光藍とふたりで出かけた祭の最中、スレンは光藍と瓜二...
双蛇の落胤 濫国公主月隠抄 (集英社オレンジ文庫)
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商品説明
草原の民アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自から、協定を結ぶ使者として濫を訪れる。濫の皇太子・光藍とふたりで出かけた祭の最中、スレンは光藍と瓜二つの少女が攫われる場面に遭遇し…。【「TRC MARC」の商品解説】
草原の民・アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自を持ち、次期族長として育てられた。周囲に望まれるまま族長の地位を継ぐことに疎ましさを感じていたスレンだったが、草原西方の氏族・ドルガが西の大国・干陀羅によって占領されたという報が入る。干陀羅の草原侵略に備えるべく、再び濫と協定を結ぶ使者として濫を訪れたスレンは、大河の中州に建つ寂れた廟で皇太子・光藍に出会う。かつて深く信仰された双蛇神を廃した『双蛇嫌い』の父帝に反発を抱く光藍とスレンは不思議と意気投合し、二人で祭の見物に出かけるが、祭の最中に光藍と瓜二つの顔をした少女が攫われる場面に遭遇し……。2022年集英社ノベル大賞〈カズレーザー賞〉受賞作、『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』の子世代を描く待望の続編!【商品解説】
前作『双蛇に嫁す』から15年あまり――。草原の民・アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自を持ち、次期族長として育てられた。周囲に望まれるまま族長の地位を継ぐことに疎ましさを感じていたスレンだったが、草原西方の氏族・ドルガが西の大国・干陀羅によって占領されたという報が入る。干陀羅の草原侵略に備えるべく、再び濫と協定を結ぶ使者として濫を訪れたスレンは、大河の中州に建つ寂れた廟で皇太子・光藍に出会う。かつて深く信仰された双蛇神を廃した『双蛇嫌い』の父帝に反発を抱く光藍とスレンは不思議と意気投合し、二人で祭の見物に出かけるが、祭の最中に光藍と瓜二つの顔をした少女が攫われる場面に遭遇し……。2022年集英社ノベル大賞〈カズレーザー賞〉受賞作、『双蛇に嫁す』の子世代を描く待望の続編!【本の内容】
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前巻楽しめた人はきっと楽しめる続刊
2024/04/30 00:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきすぎた双蛇信仰を持つ濫国と草原が起こした悲劇を描いた前巻から十七年後。
族長となったシリンが育てた異母姉と亡帝の遺児スレンが、濫国と再び協約を結ぶための使者となる。
前巻の悲劇以後残された弟帝はいきすぎた双蛇信仰を廃する政策をしていて、そのせいで彼の子供のうち双子として生まれた片方の娘は隠されていた。
従兄弟である双子とスレンが出会い、双蛇信仰の落ちぶれた聖地で起こる動乱の物語。
前巻も面白かったけど、悲劇展開と別離で終わってしまったので、今回は続く形とはいえ、もう少し清涼感のある終わり方で嬉しかった。
行動が裏目に出たり、頑張っても届かなかったり、というもどかしい展開が多いのも前巻と同じだったけど、やっぱりそういう展開が予測をはずしてきて面白かった。
あんまり次世代続編という形式が好きじゃないけど、スピンオフみたいな感じだし、読み始めたらスルスル読めてしまった~。
それに、前巻で出てきていたキャラ達が出てくるとソワソワしたし、最後シリンめちゃくちゃ良いとことってくし、ついには暁慶と再会するし、むしろ前巻気に入った人にはぜひ読んで欲しい続編でとても良かった。
明らかに続く終わりなので続きも楽しみに待ちます。