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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/25
- 出版社: くろしお出版
- サイズ:21cm/148p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87424-963-5
読割 50
紙の本
CEFR−CVとことばの教育
2001年に公開され、言語教育の関係者によってさまざまな実践に参照されたCEFRからCEFR−CVへ。何が同じで何が違うのか。CEFR利用者からのリアルな声を反映させ、教...
CEFR−CVとことばの教育
CEFR-CVとことばの教育
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商品説明
2001年に公開され、言語教育の関係者によってさまざまな実践に参照されたCEFRからCEFR−CVへ。何が同じで何が違うのか。CEFR利用者からのリアルな声を反映させ、教育実践のための7つのアイデアを提案する。【「TRC MARC」の商品解説】
CEFR-CVでは、CEFRから何が更新され加筆されたのか。著者が想定する具体的な例や、勉強会や研修会で出てきた疑問の声を紹介しながら、これらをわかりやすく紹介する。また、言語教育にどのように生かせるのかについても記す。
■「はじめに」より
2018年にCEFR-CVの試行版が公開されると、早速、更新された「仲介」の箇所を各々で読み始めました。ですが、抽象的な記述も多く、理解はしたものの、その理解が本当に正しいのかどうか自信が持てずにいました。そんな折、たまたま互いにCEFR-CVの理解に苦しんでいることを知り、一緒にCEFR-CVの全文を読むことにしました。分担して翻訳し、月に一度、内容と解釈を確認しながら意見交換を重ね、1年間をかけてゆっくりと読み進めていきました。まずはCEFR-CVとCEFRとの関係性を理解することから始め、必要に応じてCEFR-CVの背景となる論文も参照しながら行われたこの作業は、日常の業務から離れた楽しい時間でもありました。
その作業がひと段落した頃、「欧州日本語教育研修会」(国際交流基金パリ日本文化会館主催)において、2020年には「Mediation(仲介)から考える日本語教育実践」というテーマで櫻井が、2021年には「CEFR Companion Volume (CEFR-CV)って何?」というテーマで奥村が講師を務めることになりました。これらの研修会は、自分たちの理解を再考する良い機会となり、これと並行して、筆者らの協働活動から得た知見を整理して論文等の執筆にも取り組みました。
本書は、筆者らがCEFR-CVを読んで考えたことを、広く、多くの人と共有したいという願いから執筆しました。本書を通じて、言語教育に関する対話の輪が広がっていけば幸いです。【商品解説】
目次
- 第1章 CEFR-CVの基盤となる考え方
- 1 CEFR-CV出版の背景
- 2 複言語・複文化主義
- 3 複言語・複文化能力
- 4 社会的行為者と言語活動
- 5 言語教育の目標
- 6 行動志向のアプローチ
- 7 授業で用いる教授法
- 8 評価
著者紹介
櫻井 直子
- 略歴
- 〈櫻井直子〉ルーヴァン・カトリック大学専任講師。ベルギー日本語教師会会長を務める。
〈奥村三菜子〉NPO法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち副理事。
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