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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/02/09
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-110147-1
読割 50
紙の本
統帥権の独立 帝国日本「暴走」の実態 (中公選書)
著者 手嶋泰伸 (著)
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権の「独立」は大日本帝国崩壊の最大要因とされてきた。元老らはなぜ「独立」を支持したのか、明治期からアジア・太平洋戦争の敗北ま...
統帥権の独立 帝国日本「暴走」の実態 (中公選書)
統帥権の独立 帝国日本「暴走」の実態
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商品説明
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権の「独立」は大日本帝国崩壊の最大要因とされてきた。元老らはなぜ「独立」を支持したのか、明治期からアジア・太平洋戦争の敗北まで通史のなかで描く。【「TRC MARC」の商品解説】
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。明治政府はなぜ「独立」を必要としたのか。否定論者がいながら、なぜ「独立」は維持されたのか。海軍の役割とは。本書は、軍事の特殊専門意識に着目、明治からアジア・太平洋戦争敗北までの通史を描く。【商品解説】
著者紹介
手嶋泰伸
- 略歴
- 〈手嶋泰伸〉宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。龍谷大学文学部講師。著書に「昭和戦時期の海軍と政治」「海軍将校たちの太平洋戦争」「日本海軍と政治」など。
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政治と軍事、それぞれが抱えた課題
2024/04/20 12:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治と軍事の担当区分とそれぞれが抱えた課題がわかりやすく解説されています。ややこしい大本営政府連絡会議から最高戦争指導会議構成員会議(+御前会議)を整理した表は役立ちそうです。
紙の本
複雑怪奇な権限
2024/02/16 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じじい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「総帥権」―軍隊を指揮監督する最高の権限―。
元来、天皇の大権ではあったが、統帥権は内閣の介入を許さず明治憲法下、統帥は内閣から独立した参謀総長(陸軍)と軍令部長(海軍)が天皇を直接補佐した。
そして現在、我が国に軍隊は存在しないこととなってはいるが、代理・自衛隊にその危険はないのか、それぞれの視点からの分析は、複雑怪奇な権限の理解に役立つ。