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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/02/29
- 出版社: 松本工房
- サイズ:19cm/324p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910067-17-9
- 国内送料無料
紙の本
竹内銃一郎集成 Volume4 引用ノ快
著者 竹内 銃一郎 (著)
竹内銃一郎の自選戯曲集。Volume4は、「酔・待・草」「東京大仏心中」「みず色の空、そら色の水」「ラストワルツ」等を収録する。初演の記録、水沼健の寄稿なども掲載。【「T...
竹内銃一郎集成 Volume4 引用ノ快
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商品説明
竹内銃一郎の自選戯曲集。Volume4は、「酔・待・草」「東京大仏心中」「みず色の空、そら色の水」「ラストワルツ」等を収録する。初演の記録、水沼健の寄稿なども掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
チェーホフ、ベケット、シェイクスピアの戯曲はもとより、于武陵、西東三鬼、オーデンの詩歌の、ニザン、田中貢太郎の名作小説の、小津安二郎、ヴィスコンティの映画の、あの一句あの一節、あの名言を要所々々で引用し、既知と未知を混交させることに長けた著者の面目躍如たる中編集。
一本の木の下、宵待草に包まれて死んだように眠っている、あるいは眠るように死んでいる少女・カスミ。そこへやって来るカオル先生……美しく幻想的なシーンで始まる『酔・待・草』。
佐野史郎と舞台デビュー間もない中川安奈との伝説的二人芝居『東京大仏心中』。
ひとり暮らしの老女が遠い昔を回想する、チェーホフの『三人姉妹』の上演に向け夏合宿をした高校演劇部のひと夏を。総勢22名の出演者で紡がれる群像劇『みず色の空、そら色の水』。
初演の佐野史郎、鰐淵晴子、中川安奈、広岡由里子、小日向文世、松尾スズキの快演が大いに話題となった、L・ヴィスコンティ『家族の肖像』をベースに、他者との交通を拒む孤独好きの教授の、心の解放を遠藤賢司『星空のワルツ』に乗せて描いた『ラストワルツ』。
会いに行く、愛に生く。10年前の小学校の教室と、町の電気屋ののどかなリビングと、バラバラ殺人事件の捜査本部と。遠く離れた三つの場所が、物語の進行とともに急接近し、やがて重なる。岡林信康の名曲『私たちの望むものは』を大胆に取り入れた異色作『オカリナ Jack&Betty わたしたちののぞむものは』。
上記5曲を収めた引用の快楽に耽られるシリーズ第4巻。(解説:水沼 健)【商品解説】
目次
- 『酔・待・草』
- 『東京大仏心中』
- 『みず色の空、そら色の水』
- 『ラストワルツ』
- 『オカリナJack&Betty わたしたちののぞむものは』
- 〈解説〉に代えて|水沼 健
- 思い出、涙と笑いの数々|竹内銃一郎
- 初演の記録
収録作品一覧
酔・待・草 | 7−52 | |
---|---|---|
東京大仏心中 | 53−98 | |
みず色の空、そら色の水 | 99−167 |
著者紹介
竹内 銃一郎
- 略歴
- 1947年、愛知県半田市生まれ。早稲田大学第一文学部中退。
1976年、沢田情児(故人)、西村克己(現・木場勝己)と、斜光社を結成。1980年、木場、小出修士、森川隆一等と劇団秘法零番館を結成。以後、佐野史郎とのユニット・JIS企画、劇団東京乾電池、狂言師・茂山正邦(現・十四世茂山千五郎)らとの「伝統の現在」シリーズ、彩の国さいたま芸術劇場、水戸芸術館、AI・HALL、大野城まどかぴあ等の公共ホールで活動を展開。
1981年『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞、1995年『月ノ光』の作・演出で第30回紀伊國屋演劇賞・個人賞、1996年同作で第47回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)、同年JIS企画『月ノ光』、扇町ミュージアムスクエアプロデュース『坂の上の家』、劇団東京乾電池『みず色の空、そら色の水』『氷の涯』、彩の国さいたま芸術劇場『新・ハロー、グッバイ』の演出で第3回読売演劇大賞優秀演出家賞、1998年『今宵かぎりは...』(新国立劇場)、『風立ちぬ』(劇団東京乾電池)で第49回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2004年、紫綬褒章を受章。
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