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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/02/26
- 出版社: 幻戯書房
- サイズ:20cm/348p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86488-294-1
- 国内送料無料
紙の本
鳥たちのフランス文学
著者 岡部 杏子 (編著),福田 桃子 (編著),中村 英俊 (著),博多 かおる (著),石橋 正孝 (著),新島 進 (著),前之園 望 (著),三枝 大修 (著),笠間 直穂子 (著)
鳥にさまざまなイメージを託してきたフランスの文学者たち。18世紀から21世紀までのフランス文学に現れる鳥のイメージを緩やかにたどり、それぞれの作家固有のイメージやテーマを...
鳥たちのフランス文学
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商品説明
鳥にさまざまなイメージを託してきたフランスの文学者たち。18世紀から21世紀までのフランス文学に現れる鳥のイメージを緩やかにたどり、それぞれの作家固有のイメージやテーマを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
18世紀の自然誌から、デボルド゠ヴァルモール、ジョルジュ・サンド、バルザック、ヴェルヌ、ビュトール、プルースト、ルーセル、ブルトン、ボヌフォワ、マリー・ンディアイまで――18世紀から21世紀にいたるフランス文学の世界を飛び翔る鳥たちの姿を渉猟、精読する。【商品解説】
目次
- 序(岡部杏子)
- 1 セストスの鳥、高潔な鳥、鉤状嘴の鳥――自然誌から鳥類学へ(中村英俊)
- 2 サヨナキドリが歌うとき――マルスリーヌ・デボルド゠ヴァルモールの死生観(岡部杏子)
- 3 ジョルジュ・サンドとバルザックのいくつかの小説における鳥と剥製(博多かおる)
- 4 神ジュール・ヴェルヌと鳥たちの世界(石橋正孝)
- 5 ゴモラの鳥たち――『失われた時を求めて』におけるつがいの幻想(福田桃子)
- 6 レーモン・ルーセルにおける鳥の調教と詩(新島進)
- 7 シラサギが飛び立つまで――アンドレ・ブルトンにおける«aigrette »(前之園望)
- 8 鳥の影の主題による変奏――イヴ・ボヌフォワの二篇の詩をめぐって(三枝大修)
- 9 ハシボソガラスと血――マリー・ンディアイ『魔女』における鳥(笠間直穂子)
収録作品一覧
セストスの鳥、高潔な鳥、鉤状嘴の鳥 | 中村英俊 著 | 15−58 |
---|---|---|
サヨナキドリが歌うとき | 岡部杏子 著 | 59−87 |
ジョルジュ・サンドとバルザックのいくつかの小説における鳥と剝製 | 博多かおる 著 | 89−119 |
著者紹介
岡部 杏子
- 略歴
- 1977年、東京都生まれ。東京都立大学博士後期課程単位取得退学。現在、学習院大学文学部フランス語圏文化学科助教。専門は十九世紀近代詩。著書に『象徴主義と風景――ボードレールからプルーストまで』(共著、水声社) 。訳書に、ヴァレリー・アファナシエフ『声の通信』(未知谷)、ジャン゠ルイ・ドブレ、ヴァレリー・ボシュネク『フランスを目覚めさせた女性たち』(共訳、パド・ウィメンズ・オフィス)がある。好きな鳥はサヨナキドリ、コマドリ、ハクチョウ。
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