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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/03/08
- 出版社: 文学通信
- サイズ:21cm/527p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86766-029-4
- 国内送料無料
紙の本
東アジア的世界分析の方法 〈術数文化〉の可能性
著者 水口 幹記 (編),佐々木 聡 (著),洲脇 武志 (著),佐野 誠子 (著),山崎 藍 (著),深澤 瞳 (著),宇野 瑞木 (著),松浦 史子 (著),小塩 慶 (著),ファム・レ・フイ (著),名和 敏光 (著),水口 拓寿 (著),三浦 雄城 (著),椛島 雅弘 (著),小倉 聖 (著),王 祥偉 (著),游 自勇 (著),朴 杰淳 (著),押川 信久 (著),裴 伯釣 (著),清水 浩子 (著),田中 良明 (著),高橋 あやの (著),鄭 淳一 (著),山口 えり (著),山下 克明 (著),マティアス・ハイエク (著)
古代中国に登場し、思想的にも政治的にも重要な役割を果たすこととなる学問分野「術数」。幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定し、多面的に読み...
東アジア的世界分析の方法 〈術数文化〉の可能性
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商品説明
古代中国に登場し、思想的にも政治的にも重要な役割を果たすこととなる学問分野「術数」。幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定し、多面的に読み解く。天文占文献23種解題も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
古代中国に登場し、時にそれは「数術」とも称され、以降中国において思想的にも政治的にも重要な役割を果たすこととなる学問分野のひとつ「術数」。
本書では、その術数をめぐりさまざまな観点が提示されているなか、幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定する。
東アジア地域文化の共通性や独自性、そしてそれらの複雑な絡み合いを読み解くタームとして〈術数文化〉を使用することにより、多面的な文化の読み解きが可能になるのではないか。
術数の多側面的・多分野的・多地域的な広がりに関心の重点を置き、ディシプリンの分岐や一国史観・一地域史観の壁を超えて、東アジアの歴史上に現れた術数の姿を捉える、総勢27名による野心的な論文集。
執筆者は、水口拓寿/清水浩子/田中良明/髙橋あやの/鄭淳一/山口えり/山下克明/マティアス・ハイエク/佐々木聡/洲脇武志/佐野誠子/山崎藍/深澤瞳/宇野瑞木/松浦史子/小塩慶/ファム・レ・フイ/名和敏光/三浦雄城/椛島雅弘/小倉聖/王祥偉/游自勇/朴杰淳/押川信久/裴伯釣。
【本書は実に多彩な執筆者陣による実に豊潤な内容となっている。もちろん、本書によって〈術数文化〉がすべてわかるわけではない。〈術数文化〉研究は、ようやくスタートを切ったばかりの「若い」研究である。読者諸氏においては、まずは本書により〈術数文化〉という世界があること、そして、それが非常に魅力的な世界であることを感じていただければ幸いである。】……「序」より【商品解説】
目次
- 序 『東アジア的世界分析の方法—〈術数文化〉の可能性』の意義[水口幹記]
- 一 〈術数文化〉の可能性と本書刊行の意義/二 本書内容の紹介
- 第一部 〈術数文化〉の世界—その成立と展開
- 1 「術数」概念をめぐる省察[水口拓寿]
- はじめに—〈術数文化〉研究のために/一 エミックな「術数」概念とその有効性/二 エミックな概念設定の限界/三 エティックな「術数」概念とその有効性/四 エティックな概念設定の陥穽/おわりに—再び〈術数文化〉研究のために
- 2 陰陽五行説と数[清水浩子]
- はじめに/一 筮竹の数と大衍の数/二 五行と天地の数/三 陰陽五行説と「生数と成数」/おわりに
収録作品一覧
『東アジア的世界分析の方法−〈術数文化〉の可能性』の意義 | 水口幹記 著 | 9−24 |
---|---|---|
「術数」概念をめぐる省察 | 水口拓寿 著 | 26−40 |
陰陽五行説と数 | 清水浩子 著 | 41−57 |
著者紹介
水口 幹記
- 略歴
- 〈水口幹記〉立命館大学文学部日本史研究学域教授。著書に「古代日本と中国文化 受容と選択」など。
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