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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/03/18
- 出版社: 春風社
- サイズ:20cm/307,26p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86110-917-1
- 国内送料無料
紙の本
十九世紀小説の誕生 ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容新刊
著者 新野 緑 (著)
19世紀的都市型作家ディケンズは、どのように生まれたのか。「ボズのスケッチ」から「バーナビー・ラッジ」に至る前期小説6編におけるジャンル、モチーフの変容に着目し、作家的発...
十九世紀小説の誕生 ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容
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商品説明
19世紀的都市型作家ディケンズは、どのように生まれたのか。「ボズのスケッチ」から「バーナビー・ラッジ」に至る前期小説6編におけるジャンル、モチーフの変容に着目し、作家的発展の軌跡をたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
19世紀的都市型作家ディケンズはどのように生まれたのか。 『ボズのスケッチ』から『バーナビー・ラッジ』に至る前期小説6編におけるジャンル、モチーフの変容に着目し、作家的発展の軌跡をたどる。【商品解説】
目次
- 序章 小説というジャンル
- 第1章 ジャーナリストから小説家へ−『ボズのスケッチ』の構成をめぐって
- 第2章 挿絵との交渉−『ピクウィック・ペイパーズ』における小説家の位置
- 第3章 境界線を引く−『オリヴァー・トゥイスト』におけるリアリズムの探求
- 第4章 新たな創作の形を求めて−『ニコラス・ニクルビー』におけるジャンルの変容
- 第5章 都市型作家の誕生−『骨董屋』に見るディケンズの自己形成
- 第6章 せめぎ合う言葉−『バーナビー・ラッジ』における謎の創出
- 第7章 現実と想像の間−ディケンズと群衆
- 第8章 ロンドンの胃袋−ディケンズと市場
- 終章 ジャーナリストから都市型作家へ
著者紹介
新野 緑
- 略歴
- 新野緑(にいの・みどり)
大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程中退 博士(文学)。
ノートルダム清心女子大学教授、神戸市外国語大学名誉教授。
著書に、『〈私〉語りの文学―イギリス19世紀小説と自己』(英宝社、2012年)、『小説の迷宮―ディケンズ後期小説を読む』(研究社、2002年)など。
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