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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/03/15
- 出版社: 松籟社
- サイズ:20cm/293p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-87984-450-7
- 国内送料無料
紙の本
響き合うアメリカ文学 テクスト、コンテクスト、コンテクストの共有
著者 山下 昇 (著)
19世紀の作家ホーソーンから、フォークナー、モリスン、現代のアジア系アメリカンの作家まで、幅広くアメリカ文学を論じる。コンテクストとインターテクストという視点から、作品の...
響き合うアメリカ文学 テクスト、コンテクスト、コンテクストの共有
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商品説明
19世紀の作家ホーソーンから、フォークナー、モリスン、現代のアジア系アメリカンの作家まで、幅広くアメリカ文学を論じる。コンテクストとインターテクストという視点から、作品の特徴や相互影響関係を検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
19世紀の作家ホーソーンから現代のアジア系アメリカンの作家まで、幅広くアメリカ文学を論じる本書は、コンテクストとインターテクストという視点から、作品の特徴や相互影響関係を検討する。
テクスト同士の、またテクストとコンテクストの交響を聞き取りながら、響き合う読みの創出へと誘う論考群。【商品解説】
目次
- 第一部 テクストとコンテクスト
- 第一章 アプトン・シンクレア歴史のなかの『ジャングル』−描かれたもの、こぼれ落ちたもの、読まれ方の問題
- 第二章 トマス・ウルフ インフルエンザ・パンデミックと戦争とトマス・ウルフ的想像力−『天使よ、故郷を見よ』
- 第三章 シンクレア・ルイス アメリカン・ディストピア小説としての『ここでは起こり得ない』
- 第四章 ウィリアム・フォークナー『スノープス』三部作の意味と意義
- 第五章 ラルフ・エリスン『見えない人間』の技法と主題とテクスト
- 第二部 コンテクストの共有
- 第六章 ホーソーンの継承者としてのフォークナー『七破風の屋敷』と『行け、モーセ』における人種とジェンダー表象
- 第七章 ストウの『アンクル・トムの小屋』を書き直すトニ・モリスン『ビラヴド』再考
- 第八章 二人のマーガレットの南北戦争小説ミッチェルの『風と共に去りぬ』とウォーカーの『ジュビリー』
著者紹介
山下 昇
- 略歴
- 山下 昇(やました・のぼる)
相愛大学名誉教授。
専攻はアメリカ文学。
著書に、『ハイブリッド・フィクション―人種と性のアメリカ文学』(開文社、二〇一三年)、『冷戦とアメリカ文学』(編著、世界思想社、二〇〇一年)、『一九三〇年代のフォークナー―時代の認識と小説の構造―』(大阪教育図書、一九九七年)などがある。
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