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紙の本
古生物学者と40億年 (ちくまプリマー新書)
著者 泉 賢太郎 (著)
40億年に及ぶ地球環境や生命進化の歴史を明らかにする古生物学。化石や地層に刻まれた情報からだけでなく、現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、さまざまなアプローチ...
古生物学者と40億年 (ちくまプリマー新書)
古生物学者と40億年
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商品説明
40億年に及ぶ地球環境や生命進化の歴史を明らかにする古生物学。化石や地層に刻まれた情報からだけでなく、現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、さまざまなアプローチで挑む古生物学の研究現場を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
化石や地層に刻まれた情報から、過去の地球環境や生命進化の歴史を明らかにし、現在の生物を観察、数理モデルを駆使するなど様々なアプローチで研究に挑んでいる
恐竜だけじゃない! 古生物学は太古からの生命の歴史を明らかにする学問だ。
ロマンあふれるイメージが強い古生物学だが、その研究現場は苦悩の連続だ。40億年に及ぶ地球環境や生命進化の歴史を明らかにすべく、化石を手がかりにして、今は絶滅してしまった古生物の生態や地球環境の変動の歴史までを紐解こうとするが、バイアスだらけ、わからないことだらけ。化石は過去に地球に生息していた古生物の遺骸や痕跡が地層の中に残されたもの。長い年月を経て変形していることもあるし、化石が完全体であることはほとんどない。そこで、古生物学者は化石や地層に刻まれた情報からだけでなく、現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、様々なアプローチも用いて研究に挑んでいる。何億年も前の世界に思いを馳せながら一歩一歩進む学問の世界を気鋭の古生物学者が描き出す!!【商品解説】
現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、さまざまなアプローチで研究に挑む。知られざる古生物学の研究現場を見てみよう。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第一章 古生物学とは
- ロマンあふれる学問!?
- 古生物学と言えば恐竜?/太古の世界に魅了され/化石という実体に魅せられる人/古生物学が何をやっているかイメージしづらい
- 化石と古生物
- 化石とは何か/化石として残らなかった古生物が多い/化石と地層の関係/地層とは必ずしもきれいなミルクレープ状ではない/化石発掘のフィールドワーク/化石を発掘してからが始まり/化石発掘の前に勝負の大半は決まっている!?/直接観察できないけれど…/どこに再現性が必要か/真実はわからないが確実に進歩している
- 第二章 地層から古生物学的な情報を読み解く難しさ
- 地層の情報を読み解くには
- 斉一説/地層累重の法則/同じ層でも不均質
- バイアスかいっぱいある
著者紹介
泉 賢太郎
- 略歴
- 〈泉賢太郎〉東京都出身。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。古生物学者。著書に「ウンチ化石学入門」「生痕化石からわかる古生物のリアルな生きざま」など。
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十分ワクワクできる内容でした。
2024/05/26 23:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
古生物学者の著者が、古生物学を研究するにあたって必要なものの考え方や行動などを著した、古生物学を志す若者たちに心構えを促す書籍です。基礎部分が多いためか、比較的紙幅が厚いです。
著者は文中でしきりに「古生物学はワクワク満載の学問ではない」と主張しています。ですが、私には十分ワクワクできる内容と感じながら、読み進められました。個人的に、理科の学問的分野でいえば生物なら楽しめる性分なので、私には当書の内容がマッチしたのかも知れませんが。