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紙の本
〈世界史〉の哲学 4 イスラーム篇 (講談社文芸文庫)新刊
著者 大澤 真幸 (著)
異教の奴隷が君主にもなり得たイスラーム社会。投資を良しとする教義のもと、なぜ資本主義が逸早く発達しなかったのか。法重視の文化圏で、なぜ法の支配が崩壊したのか。その構造の謎...
〈世界史〉の哲学 4 イスラーム篇 (講談社文芸文庫)
〈世界史〉の哲学4 イスラーム篇
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商品説明
異教の奴隷が君主にもなり得たイスラーム社会。投資を良しとする教義のもと、なぜ資本主義が逸早く発達しなかったのか。法重視の文化圏で、なぜ法の支配が崩壊したのか。その構造の謎と今を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
神自身が信仰を投資に例えるイスラーム教のもとで、どうして逸早く資本主義が発達しなかったのか?クリスチャンの息子達を集めて皇帝の忠実な親衛隊に育て上げたオスマン帝国の「デヴシルメ」はなぜ実現可能だったのか?法を重視し、法に徹底した情熱を注ぎこんだはずのイスラム圏で、「法の支配」がなぜ崩壊したのか。など、イスラーム帝国の社会構造の本質に迫る。
世界史の謎を新たに読み解く壮大なシリーズ、「古代篇」「中世篇」「東洋篇」に続く第四弾、待望のイスラーム篇。
第1章 贖罪の論理
第2章 純粋な一神教
第3章 〈投資を勧める神〉のもとで
第4章 「法の支配」をめぐる奇妙なねじれ
第5章 「法の支配」のアンチノミー
第6章 人間に似た神のあいまいな確信
第7章 預言者と哲学者
第8章 奴隷の軍人
第9章 信仰の外注
第10章 涜神と商品
第11章 イスラームと反資本主義【商品解説】
著者紹介
大澤 真幸
- 略歴
- 大澤真幸(1958・10・15~)社会学者。長野県松本市生まれ。
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。
『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。
著書に『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『社会学史』『経済の起原』『資本主義の〈その先〉へ』など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『げんきな日本論』などがある。
現在、月刊個人思想誌『大澤真幸 THINKING「O」』刊行中であり、2009年より「群像」誌上で評論「〈世界史〉の哲学」を連載、ライフワークとして展開している。
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