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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/04/26
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:19cm/363,50p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-588-35237-9
- 国内送料無料
紙の本
縫い目のほつれた世界 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史新刊
16〜17世紀に世界を襲った寒冷化と、それに伴う飢饉、疫病、戦争−。生きようともがく人々の営みから、技術と社会の革新が生まれ、新たな文化と思想が開花した。近代への転換点と...
縫い目のほつれた世界 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史
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商品説明
16〜17世紀に世界を襲った寒冷化と、それに伴う飢饉、疫病、戦争−。生きようともがく人々の営みから、技術と社会の革新が生まれ、新たな文化と思想が開花した。近代への転換点となった〈氷の時代〉を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
16世紀後半に世界を襲った小氷期により、飢饉、疫病、戦争がはびこるヨーロッパ。しかし、未曾有の危機を生き抜くための人々の創意工夫は、やがて技術と社会の革新に結実する。農業革命、重商主義、世界貿易へと続く近代の扉が開かれ、宗教と科学の拮抗のなかで新たな文化、新たな思想が開花する〈氷の時代〉を描いた一大歴史絵巻にして、現代の環境破壊・気候変動に警鐘を鳴らす問題提起の書。【商品解説】
目次
- プロローグ──冬景色
- 「神はわれらを見捨てられた」──ヨーロッパ、一五七〇〜一六〇〇年
- 逃亡の修道士
- 神の風と波と
- 凍てつく寒さ、灼熱する太陽
- 動乱時代と火を噴く山
- 巡礼と空腹
- 葡萄酒に秘められた真実
著者紹介
フィリップ・ブローム
- 略歴
- 〈フィリップ・ブローム〉ハンブルク生まれ。歴史学博士。歴史家、作家、ジャーナリスト。グライム文学賞を受賞。著書に「あるヴァイオリンの旅路」など。
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