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商品説明
一ひらをひたすら敷きて八重桜 夏帽子いつも押さへる左の手 人馬等しくダービーの果ての中 水影は水面に触れて冬紅葉 1984年から2022年までの句から自選した第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
ラガーらの目に一瞬の空戻る
稲畑汀子の言葉として「見るから観るへ」というのがある。これはただ眺めるだけではなく、その奥にある季題の本質を探ることが大切であるという意味だが、まさにそれを実践した素晴らしい作品群である。
(跋より・稲畑廣太郎)
◆句集より
人の上に花あり花の上に人
俎も菜箸もまた独活の香に
金魚揺れべつの金魚の現れし
香水を濃く幻に飽きやすく
松分けて来たる光は秋の海
秋祭ある沿線やすこし飲む
焼藷の大きな皮をはづしけり
寒卵片手に割つて街小さし
初鴉道うつとりと眺めをり
東京に友人多し絵双六【商品解説】
著者紹介
阪西 敦子
- 略歴
- 1977年神奈川県逗子市生まれ。
1984年、「ホトトギス」生徒・児童の部に投句を開始。
2008年より「ホトトギス」同人、1995年より「円虹」所属。
日本伝統俳句協会会員、2010年同新人賞受賞、現在、理事。
上智大学文学部フランス文学科卒、1997年から1年、フランス国立ボルドー大学に学ぶ。
アンソロジー『野分会Ⅱ』、『俳コレ』、『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』入集、共著に『ホトトギスの俳人101』など。
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