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紙の本
罪を犯した人々を支える 刑事司法と福祉のはざまで (岩波新書 新赤版)新刊
著者 藤原 正範 (著)
一度罪を犯した人々のなかには、同じ過ちを繰り返してしまうケースが多い。社会復帰を妨げるものは何か。どのような支援が必要なのか。家裁調査官として少年犯罪と関わってきた著者が...
罪を犯した人々を支える 刑事司法と福祉のはざまで (岩波新書 新赤版)
罪を犯した人々を支える 刑事司法と福祉のはざまで
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商品説明
一度罪を犯した人々のなかには、同じ過ちを繰り返してしまうケースが多い。社会復帰を妨げるものは何か。どのような支援が必要なのか。家裁調査官として少年犯罪と関わってきた著者が考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
一度罪を犯した人々のなかには同じ過ちを繰り返してしまうケースが多い。しかし裁判傍聴から見えてきたのは、「凶悪な犯罪者」からはほど遠い、社会復帰のために支援を必要とする姿だった。にもかかわらず司法と福祉の溝は深い。この課題と社会はどう向き合うのか。家裁調査官として少年犯罪と向き合ってきた著者が考察する。【商品解説】
「凶悪な犯罪者」からはほど遠い、社会復帰のために支援を必要とするリアルな姿。司法と福祉の溝を社会はどう乗り越えるのか。【本の内容】
目次
- 序 章 刑事司法で「対話」は可能か
- 1 裁判を傍聴する――二〇二一年年頭の決意
- 2 社会的なバッシングを受ける犯罪加害者
- 3 家庭裁判所調査官の経験
- 4 刑事司法と福祉の対話
- 第一章 罪を犯した人たちのリアル――刑事裁判から見えてくるもの
- 1 刑事裁判の形――覚醒剤取締法違反事件の被告人B
- 2 地域に貢献したのちに――窃盗事件の被告人C
- 3 七八歳による性犯罪――窃盗事件の被告人D
著者紹介
藤原 正範
- 略歴
- 〈藤原正範〉岡山県生まれ。日本福祉大学大学院社会福祉学研究科修了。同大学ソーシャルインクルージョン研究センター・研究フェロー。社会福祉士。著書に「少年事件に取り組む」など。
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犯罪加害者の立場に立った1冊です。
2024/05/12 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年、家庭裁判所調査官を務めた著者が、犯罪加害者の立場・視点に立った側から裁判を追っている内容の1冊です。そして、純粋に裁判はどう進むか、犯罪加害者はどう扱われるのかなど、実際の裁判の様子を法学の視点からも客観的に説明しています。
どうしても犯罪加害者への風当たりは悪いものになる風潮になりますが、長年、家庭裁判所調査官として加害者側に立つお仕事をされて来た著者は、その風潮に対して毅然と疑問を投げ掛けています。「加害者側の気持ちなんて知りたくもない」と突っぱねず、ぜひ一度加害者側の立場も、当書を読んで触れてみていただきたいです。