ルーマーズ　俗

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ネットの世界は匿名性が強いので表と裏で全く別の顔があるのが怖い。裏の顔がわかった時に真相が浮かび上がるという構図は見事。しゃぶり尽くすという表現はネット社会の闇。

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堂場作品新刊だったので、借りてきてさあ読もうと思ったが、SNSの無法地帯がそのまま書かれている手法に３ページで「こりゃダメだ」。今の若い人には普通なのかもしれないが、短い意味のないコメントの羅列とリツイートをみるとそれだけでげんなりする。こんな形式が新しい試みと思っているのかもしれないが、確実に良心的な読者（自分が良心的とは思っていないが）が離れるだけだと思う。読む価値の有無を判断する前に萎えた。。。

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こりゃあ、小説じゃないなあ。全然面白くなかったし、最終的な事件の真相に全く頭が付いて行ってない。私には合いませんでした、堂場さん

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役者の上杉彩奈と馬場直人が同じ部屋で倒れているのが発見さられた。
俗な噂話に躍る下衆なネットはこの事態を好奇心丸出しに取り扱う。
ネットを揶揄する立場から書かれた本だが、ネットやワイドショーに関心のない読者としては全く魅力の無い本だった。
ネットやインタビュー、テレビ番組等のメディアでのやり取りだけで書かれた斬新さは認めるが、つまらないものはつまらなかった。
堂場瞬一の作品だけに残念だった。

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有名俳優の男女が一人は死亡、一人は意識不明の状態で発見された。不倫の末の心中ではないかと世間は沸き立ち、ネットニュース、ワイドショー、ファンによる掲示板等、身勝手な憶測と推測とデマが錯綜する中、不穏な事態が次々に起こる。すべてそういった情報媒体の文章で構成されたミステリです。
これって現実でも本当にそう。どんな事件であっても、それが世間の注目を集めるものであるほどに、無関係な人たちにとってのエンタメにしかならないんですね。この物語をかたちづくっているのは少しの事実と、それを取り巻く大量の根拠のない噂ばかり。だれもが真相を追っているように見えて、ただお祭り騒ぎをしているだけ。そんな中で冷静な目を持っているように見えた「夜の光」のブログ主なのですが、この人もなんだか不気味……信用できる情報がどこにもありません。果たして真相を知ることができるのでしょうか。
そして現実でも何度も繰り返される、ネットリテラシーの問題をもう一度考えさせられます。客観的に見てみると、こういうのって本当に俗で醜いとしか思えませんでした。

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堂場さんといえば、王道の刑事小説というイメージなので、今作品は違和感ありまくり…
どういう結末が見えてくるのだろうかと読み進めるもなんだか消化しきれず…もやもやという状態に陥る。
終始メディア発信なので読み応えを感じないままの読了となった。

TVで活躍する女優が自宅で遺体となり発見される。
同じ部屋には意識不明の男性が倒れていた。
後日、男性も劇団に所属する有名俳優とわかったが、意識のないまま死亡する。
2人は不倫関係か？と思われ、独自に取材していたユーチューバーも殺害される。
その後、心中かと思われた2人は鎮痛剤を投与されたことによる死亡とわかり、事態が複雑化する。
取材中の人気アナウンサーが放火に巻き込まれ死亡するなど。
巻き込み状態が続いて軸が定まらないような感じである。

メディア発信だけに真実が何なのか分かりづらい。
何が正しいことなのか、疑問に思う。

しっかりと小説を読んだという気持ちになれず残念だった。

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　読んでいて、イライラ充満してきます。
後味が悪い❢悪い❢

　根拠の無い事を言うだけ言って、何があっても責任をもたない。　あ〜嫌だ❢
　倫理観とかモラルとか全く無く、言いたいことだけ言う❢
あ〜嫌だ❢

　作中に作家(堂場)本人が登場します。

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著者の本のイメージとは随分違って、終始ワイドショーやニュースの切り取り、ブログや掲示板、SNSでの投稿文書が続く。
どれだけひっくり返るのか期待しながら読んだけど、結局ふーんという程度だった。

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ネットの記事を読んでいるような、テレビでワイドショーを見ているような気分になった。噂話って気になり出すとどこまでも気になる。真相がわからないから余計に。

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心中か？人気絶頂復帰目前の悲劇！上杉彩奈、その死の闇－。

初めての堂場瞬一san。

警察小説という印象だった堂場san。これまでご縁がなく、最新刊ということで読みましたが、、

SNSの投稿形式の進行、自宅で亡くなった人気女優の上杉彩奈、その隣で意識不明のベテラン男優の馬場直斗、そしてネット上に溢れる噂話など。

ユーチューバーや掲示板の管理人などの新たな事件も含めて、展開が軽く、私には合いませんでした。。ごめんなさい。

ルーマーズ（rumors）に振り回されないように、気をつけたいと思います！

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今風の新しい取り組みで面白く読んだ。が、読後感は胸が悪くなる。今の日常の風景やからかな。心中って断定的になっていく過程が怖いね。やっぱり顔見て話しすることが大事だと昭和のおじいは思うねんけど。