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商品説明
日本と米国の会社の制度は大きく異なっている。日本の会社の制度が変わらない原因について、人間の行動を原点に立ち返り考察。また、「経営とは何か」を広義と狭義で示し、その区別によって日米差を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
日本と米国の会社の制度は大きく異なっている。
民主国家で政策等も米国寄りで、多くの文化や研究を日本は取り入れているが、
日米で仕事の仕方の違いが指摘されている。
それはなぜだろうか。
民主化し、人権が法的に保障された国であるのにかかわらず、
日本では、仕事範囲の限定と無限定、職務契約と所属契約という違いの存在、
自己決定がなされない(横並び)、自己主張が避けられ(いじめ)、
疑問があっても言い出せない(無質問行動)、過重労働や、過労死など、
個人合理的でない行動が存在し続けている。
日本の会社の制度がなかなか変わらないことについて、
何か変わらない原因があるのではないか、
と考え、人間の行動を原点に立ち返り考察する。
また、「経営とは何か」を明確にしていき、
広義と狭義で示し、その区別によって、日米差を明らかにしていく。
バーナードとレヴィンといった2人の研究者を土台に立てた仮説を元に考察する。【商品解説】
目次
- 第1章 経営とは何か
- 第1節 経営とは
- 第2節 経済学と分業
- 第2章 集団とは何か
- 第1節 集団とは
- 第2節 人の相互作用
- 第3節 行動の基礎構造としての緊張緩和
- 第4節 集団の緊張緩和
- 第3章 経営学(マネジメント)の始まり
- 第1節 米国の工業化の始まり
著者紹介
大平 義隆
- 略歴
- (おおひら よしたか)北海学園大学大学院経営学研究科・経営学部経営学科教授。
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