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紙の本
ブラッドマーク (講談社文庫)新刊
著者 堂場 瞬一 (著)
探偵ジョーに、メジャー球団から依頼が。獲得を目指す有望選手を調査してほしいという。尾行中、ジョーの目の前で誘拐が発生。さらに、スポーツ賭博の疑惑が浮上し…。「大人の男」の...
ブラッドマーク (講談社文庫)
ブラッドマーク
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商品説明
探偵ジョーに、メジャー球団から依頼が。獲得を目指す有望選手を調査してほしいという。尾行中、ジョーの目の前で誘拐が発生。さらに、スポーツ賭博の疑惑が浮上し…。「大人の男」の美学が詰まった書下ろしハードボイルド。【「TRC MARC」の商品解説】
野球選手に、禁断の疑惑。
探偵ジョーに、メジャー球団から依頼が。
獲得を目指す有望選手を調査してほしいという。
やがて、スポーツ賭博の疑いが浮上し……。
至高のハードボイルド!
〈内容紹介〉
弟子も独立し、探偵ジョーは引退を考え始めていた。
そんな中、メジャー球団から依頼が舞い込む。
獲得を目指す有望選手が抱えるトラブルを、調査してほしいという。
尾行中、ジョーの目の前で誘拐が発生。
さらに、スポーツ賭博の疑惑が浮上し……。
「大人の男」の美学が詰まったハードボイルド!
【文庫書下ろし】
【商品解説】
著者紹介
堂場 瞬一
- 略歴
- 堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。
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野球選手のスポーツ賭博疑惑
2024/05/17 08:21
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
独りで営む探偵事務所にきた、メジャー球団からの獲得予定選手の素行依頼。有望選手に付きまとう禁断のスポーツ賭博疑惑の真相は…。70年代アメリカを舞台に、野球好きの探偵が大きな組織との抗争に巻き込まれていくハードボイルド・探偵ジョーシリーズ第3弾。
なんともタイムリーな「スポーツ賭博」を扱った作品で、壮大でありながも例の事件と重ねながら読み進める事でリアリティと興奮があった。ただメインが「スポーツ賭博」という訳ではないから、例の事件がなかったらここは伏せられて販売されたのではないかと感じ、個人的にはその部分は知らずに読んだ方がより楽しめたのではないかと思った。
日本人が描いたアメリカンハードボイルドというより、冗長な言い回しを省き、日本人向けにコンバートされた翻訳本のような作品。 絶対に日本人は言わないであろう独特で洒落たアメリカンジョークが効いていた。
当時の音楽にもメジャーリーガーにも疎い事が悔やまれたが、何もわからなくても探偵モノとして十分楽しめ、新しい知識を多く得られた。当時の流行や文化に触れた世代は心躍るだろう一冊。
ダイナミックでテンポの良いハードボイルド。