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- 発売日:2024/05/31
- 出版社: 道和書院
- サイズ:188×128mm/332ページ
- ISBN:978-4-8105-3013-1
- 国内送料無料
紙の本
シェレメーチェフ家の農奴劇場 一八世紀ロシアのオペラ文化史新刊
著者 森本 頼子 (著)
エカテリーナ2世の治世下、パリ・オペラ座の舞台をモスクワで実現しようとした大貴族がいた。 西欧オペラの受容から、ロシア語オペラの創出へ…… 「オペラ大国ロシア」の知ら...
シェレメーチェフ家の農奴劇場 一八世紀ロシアのオペラ文化史
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商品説明
エカテリーナ2世の治世下、パリ・オペラ座の舞台をモスクワで実現しようとした大貴族がいた。
西欧オペラの受容から、ロシア語オペラの創出へ……
「オペラ大国ロシア」の知られざる前史。
*農奴劇場とは--
富裕なロシア貴族が、所有する農奴を俳優・歌手・音楽家として起用し、招待客を相手に公演を行うもので、ロシアにおけるオペラ導入期の18世紀後半~19世紀前半には、全土で173も存在したとされる。その代表格がシェレメーチェフ家の劇場で、160名以上の農奴からなる一座を組織し、モスクワとその近郊に専用の劇場を建て公演を行った。規模の大きさ、劇場の豪華さ、公演の質の高さは、他に類を見なかった。【商品解説】
目次
- はじめに――「オペラ大国ロシア」ができるまで
- 凡例・用語法
- 第1章 一八世紀ロシアの劇場文化
- 1 西欧化するロシア
- 2 花開くオペラ文化
- 第2章 パリ・オペラ座の衝撃
著者紹介
森本 頼子
- 略歴
- 愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程(音楽学専攻)修了。博士(音楽)。現在,名古屋音楽大学音楽学部,金城学院大学文学部,愛知県立芸術大学音楽学部,各非常勤講師。早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。専門は,音楽学(西洋音楽史,ロシア音楽史,日本洋楽史)。
編著:『音楽と越境――8つの視点が拓く音楽研究の地平』(音楽之友社,2022年),『上海フランス租界への招待――日仏中三か国の文化交流』(共編著,勉誠出版,2023年)。
著書:『オペラ/音楽劇研究の現在――創造と伝播のダイナミズム』(共著,水声社,2021年),『バロック・オペラとギリシア古典』(共著,論創社,2024年)。
訳書:『オーボエモーション――オーボエ奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』(共訳,春秋社,2011年)。
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