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商品説明
パリに在住し、作家でありミュージシャンであり映画監督でもある辻仁成氏初の本格的アートブック。2024年2~3月と7月の個展(都内)に出品の絵と、中編小説から本書は構成される。渡仏後、パリとノルマンディに合わせて3つのアトリエを持ち、絵を描き続けてきた辻氏。本書に収められた絵は約80点。パリ情景や金の扉などをテーマとした最新作が前半、「見えないものたち」をテーマとした連作が後半の二つに分かれ、両者を小説「動かぬ時の扉」がつなぐ。見る者の魂を決して穏やかにはさせない絵といい、読む者の魂を軽やかに揺さぶるミステリー仕立ての小説といい、真夏のパリ五輪とは位相を異にする、誰をも虜にする熱の嵐が本書に宿っている。【商品解説】
著者紹介
辻仁成
- 略歴
- 作家 ミュージシャン 映画監督、演出家。東京都出身。1997年『海峡の光』で 芥川賞に輝く。99年『白仏』のフランス語翻訳版「Le Bouddha blanc」 で仏フェミナ 賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。著作はフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、韓国、中国をはじめ世界各国で翻訳されている。Webマガジン「Design Stories」主宰。2020年4月より帝京大学・冲永総合研究所の特任教授。
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