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商品説明
その歴史と広がり、表現はどのようなものだったのか。五山文学を探求し続ける論考、全20章。
第一部「総論 五山文学の歴史と広がり」では、中国詩総集および五山詩総集、五山文学別集それぞれについて編成の特徴についての論考や、五山の文学や学問が、公家社会と交流していく様子を時代を追って通覧できるようにしたもののほか、生きた唐物である来日僧の語録や墨蹟を取り上げて、五山あるいは広く日本社会における意義を考えた論考、五山における出版活動についての論考、同時代の他ジャンル、あるいは文化全体との関わりでは重要性を増してくる、この時期の五山文学を概観したものなどの論考を収録。
第二部「各論 五山文学の表現」では、作品の生成の場や資料、作品そのものの読解と位置づけなどを論じる。
第三部「資料紹介・書評」では、一休の言説がその門弟らによって変形流布し、近世の一休像とつながっていくことを『自戒集』関連資料によって推測した「一休関係資料紹介―『自戒集』関連資料と『一休老和尚不審物』―」ほか、重要資料の解題・翻刻を収めた。
全体像を見渡し、細部にも注目する、五山文学研究の最前線。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一部 総論 五山文学の歴史と広がり
- 第一章 五山文学における総集と別集─編成を中心に─
- はじめに
- 一 総集(詩集)について
- 二 別集について(一) 偈頌と詩という視点からの概観
- 三 別集について(二) 横川景三の例
- 四 別集について(三) 琴叔景趣の例
著者紹介
堀川 貴司
- 略歴
- 1962年、大阪府生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
東京大学(助手)、帝京平成大学、愛知県立女子短期大学・愛知県立大学、国文学研究資料館、鶴見大学を経て、現在、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。博士(文学)。
著書に『瀟湘八景―詩歌と絵画に見る日本化の様相』(臨川書店、2002)、『詩のかたち・詩のこころ―中世日本漢文学研究―』(若草書房、2006/【補訂版】文学通信、2023)、『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』(勉誠出版、2010)、『五山文学研究―資料と論考』(笠間書院、2011)、『続 五山文学研究―資料と論考』(笠間書院、2015)等がある。
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