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- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2024/06/06
- 出版社: 内田老鶴圃
- サイズ:21cm/213p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-7536-2323-5
- 国内送料無料
紙の本
高温超伝導体の電荷応答 強い電子相互作用がもたらすエキゾチックな物性 (物質・材料テキストシリーズ)新刊
著者 田島 節子 (著),藤原 毅夫 (監修),藤森 淳 (監修),勝藤 拓郎 (監修)
光物性の基礎知識から、典型的なBCS超伝導体である二ホウ化マグネシウムの電荷応答、銅酸化物超伝導体の常伝導状態・超伝導状態の特徴的な異常電荷応答、鉄化合物超伝導体の電荷応...
高温超伝導体の電荷応答 強い電子相互作用がもたらすエキゾチックな物性 (物質・材料テキストシリーズ)
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商品説明
光物性の基礎知識から、典型的なBCS超伝導体である二ホウ化マグネシウムの電荷応答、銅酸化物超伝導体の常伝導状態・超伝導状態の特徴的な異常電荷応答、鉄化合物超伝導体の電荷応答までを解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
【目 次】
第1章 固体の光物性の基礎
1.1 光学反射から探る物性
固体中の電磁波の伝搬と誘電率/光の反射率と誘電率/誘電関数の一般式と振動子強度の総和則/フォノンによる電荷応答/電子のバンド間遷移による電荷応答/金属の電荷応答/超伝導体の電荷応答
1.2 ラマン散乱から探る物性
ラマン散乱の基礎/電子ラマン散乱の超伝導応答/フォノンラマン散乱の超伝導応答
第2章 相互作用が強い電子系の電荷応答
2.1 拡張Drudeモデル
2.2 金属・絶縁体転移の電荷応答
電荷密度波転移の例:Ba(Pb, Bi)O3と(Ba, K)BiO3/モット転移の例:Y1−xCaxVO3
第3章 MgB2の電荷応答―BCS超伝導体の例として―
3.1 概要
3.2 電気抵抗率
3.3 光学反射スペクトル
3.4 ラマン散乱スペクトル
第4章 銅酸化物超伝導体の電荷応答―強相関系超伝導体のエキゾチックな物性―
4.1 銅酸化物超伝導体の概要
結晶構造/電子構造/電子相図
4.2 強い2次元性と異方的電荷応答
4.3 フォノンスペクトルと電子格子相互作用
4.4 キャリアドープによる電子状態変化:モット絶縁体からフェルミ液体金属へ
面内スペクトル(室温)のキャリア濃度依存性/面間スペクトル(室温)のキャリア濃度依存性/ラマン散乱スペクトル(室温)のキャリア濃度依存性
4.5 光学スペクトルの温度依存性:擬ギャップと超伝導ギャップ
1成分モデルと2成分モデル/光学スペクトルの温度依存性/擬ギャップの起源/超伝導状態でのスペクトルの特徴
4.6 面間光学スペクトルの特異な超伝導応答
ジョセフソンプラズマモード/横波ジョセフソンプラズマモード/超伝導前駆現象とBCS-BECクロスオーバー
4.7 ラマン散乱スペクトルで見る擬ギャップと超伝導ギャップ
ラマン散乱スペクトルの超伝導応答/二つのギャップのキャリア濃度依存性/ラマン散乱における擬ギャップ応答/多層系における複数超伝導ギャップ
4.8 ストライプ秩序現象
ストライプ秩序状態のc軸偏光光学スペクトル/ストライプ秩序状態の面内偏光光学スペクトル/電荷応答の面内異方性と電子液晶状態
4.9 光誘起超伝導
第5章 鉄化合物超伝導体の電荷応答―第二の高温超伝導体―
5.1 鉄化合物超伝導体の概要
結晶構造/電子構造とフェルミ面/電子相図
5.2 電気抵抗率
5.3 光学スペクトル
母物質の面内光学スペクトルとその温度変化/面内異方性と電子ドープ依存性/超伝導状態のスペクトル
5.4 ラマン散乱スペクトル
フォノンラマン散乱と電子格子相互作用/多バンドの超伝導ギャップ/電子ネマティック揺らぎ
5.5 鉄化合物超伝導体とBCS-BECクロスオーバー【商品解説】
目次
- 第1章 固体の光物性の基礎
- 1.1 光学反射から探る物性
- 1.1.1 固体中の電磁波の伝搬と誘電率
- 1.1.2 光の反射率と誘電率
- 1.1.3 誘電関数の一般式と振動子強度の総和則
- 1.1.4 フォノンによる電荷応答
- 1.1.5 電子のバンド間遷移による電荷応答
- 1.1.6 金属の電荷応答
- 1.1.7 超伝導体の電荷応答
- 1.2 ラマン散乱から探る物性
著者紹介
田島 節子
- 略歴
- 1977 年東京大学工学部物理工学科卒業
1977 年日本電気(株)入社,(財)超エルエスアイ技術研究組合出向
1979 年カールスルーエ大学応用物理研究所研究生
1981 年東京大学工学部技術補佐員
1986 年東京大学工学部助手
1987 年東京大学工学部講師
1989 年(財)国際超電導産業技術研究センター,超電導工学研究所
2004 年大阪大学理学研究科教授
2017 年大阪大学理学部長・理学研究科長
2020 年定年退職,大阪大学名誉教授
2021-2023 年(一社)日本物理学会会長
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