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商品説明
坂上田村麻呂を初代とする名家の田村家に生まれた一人娘の愛姫。伊達家の総領・政宗のもとへ嫁いだ愛姫は、夫とともに戦乱の世を駆け抜け…。８６歳となった愛姫が、「戦国の花嫁」として生き抜いた我が身を静かに振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】
「俺を嫌わぬおなごは愛が初めてじゃ」
坂上田村麻呂を初代とする名家の田村家は、近ごろ台頭しはじめた近隣の敵に囲まれ、いつしか存続の危機に迫られつつあった。
そんな田村家に生まれた一人娘の愛姫（めごひめ）はある日、父君から部屋に呼ばれると、田村家の名を存続させるためにも、彼女を伊達家の総領、政宗殿のもとへ嫁がせることが決まったと告げられる。
1579年、愛姫12歳の夏のことであった。
その後、政宗は18歳で伊達家の家督を継ぐと、人生最大の難局、人取橋の戦いを皮切りに、妻となった愛姫とともに戦乱の世を駆け抜ける。
ーそして今、86歳を迎えた愛姫は、夫・伊達政宗の生涯とともに、「戦国の花嫁」として生き抜いた我が身を静かに振り返るのだった。【商品解説】
目次
- ［目次］
- 【第一章】戦国の花嫁
- 【第二章】米沢の城にて
- 【第三章】毒蜘蛛《どくぐも》
- 【第四章】人取橋
- 【第五章】摺上原の戦い
- 【第六章】服従
- 【第七章】聚楽屋敷
- 【第八章】疑惑
- 【第九章】朝鮮出兵
著者紹介
小林 克巳
- 略歴
- 小林 克巳（こばやし かつみ）
福島県立医科大学卒
同大第1外科
水戸赤十字病院外科
（現）医療法人社団克仁会理事長
茨城県医学会学術地域医療功労者賞受賞
茨城文学小説部門受賞「朱の大地」
《著書》
「秀吉と利休 ～相剋の朝～」
「信長と久秀 ～悪名の誉～」
「皇国の興廃 ～この一戦にあり～」
「朱の大地」
「邂逅」
「平成の徒然草」
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