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D.スカルラッティ:『ディリンディーナ』、チマローザ:『宮廷楽長』、サッロ:『カナリア諸島の興行主』 ゴーリ演出、チッリ&アルス・カントゥス管、G.ガッティ【DVD】
楽しい1幕喜劇が3作、映像がDVDに!ドメニコ・スカルラッティ[1685-1757]、ドメニコ・チマローザ[1749-1801]、ドメニコ・サッロ[1679-1744]と...
D.スカルラッティ:『ディリンディーナ』、チマローザ:『宮廷楽長』、サッロ:『カナリア諸島の興行主』 ゴーリ演出、チッリ&アルス・カントゥス管、G.ガッティ【DVD】
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商品説明
楽しい1幕喜劇が3作、映像がDVDに!
ドメニコ・スカルラッティ[1685-1757]、ドメニコ・チマローザ[1749-1801]、ドメニコ・サッロ[1679-1744]と、三人のドメニコによる短編喜劇オペラが映像になりました。
ドメニコ・スカルラッティの『ディリンディーナ』は、1715年に同じスカルラッティの『アムレート(ハムレット)』のインテルメッツォとして作られたもの。音楽教師ドン・カリッシモには、ソプラノ歌手ディリンディーナという弟子がいる。彼女は怠惰で才能もあまりないのだが、若く美しい娘なので、カリッシモは惹かれている。レッスンの最中に伊達男リショーネがやって来て、ディリンディーナにミラノの歌劇場から誘いが来ていると告げる。彼女が大喜びして一人でミラノに行くと言い出すので、カリッシモは怒り出し、ディリンディーナの母を巻き込んで騒動に。リショーネはディリンディーナに、歌手として成功する心得を教える。彼女がディドーネの自害の場面を歌っている時にカリッシモが現れ、彼女が本当に自殺しようとしていると勘違い、慌てて止めてディリンディーナとリショーネを結婚させようとするので、二人が困ってしまう、というような話。スカルラッティは後半生をポルトガルとスペインで過ごし、御存知の通り多数の鍵盤作品を書き残します。一方オペラはもともと数が少ない上に現存するものはさらに少なく、この『ディリンディーナ』は貴重。溌剌として気の利いた音楽は今見ても楽しいものです。
チマローザの『宮廷楽長』は、タイトル通り、宮廷楽長が愉快にオーケストラに稽古つけるというだけの話。珍しいバス一人だけの喜劇作品なので、バッソブッフォがよく歌う作品です。
サッロの『カナリア諸島の興行主』は比較的珍しい作品。1724年にナポリで初演されたサッロの『棄てられたディドーネ』のインテルメッツォ。カナリア諸島の劇場興行主ニッビオがプリマドンナのドリーナと契約をするため彼女の元を訪れる。始めのうちは渋っていたドリーナも、段々に要求がエスカレートしていくが、ニッビオが何でも承諾するのに疑心を持ち、逆に交渉を打ち切ってしまう、というプリマドンナの我が侭っぷりを痛烈に皮肉った内容。
3作ともバッソブッフォのジョルジョ・ガッティが大活躍。オーケストラは小編成ながらもピリオド楽器を使用したものです。この上演は、フィレンツェ近郊の小さな町、ポッジョ・ア・カイアーノの観光名所メディチ荘で行われたもの。『ディリンディーナ』と『宮廷楽長』は夏の公演なので、館の前での野外上演。『カナリア諸島の興行主』は室内上演です。1990年代の収録にしては画質が今一つで、映像にノイズが入ったり、また観客が焚くストロボの光も気になりますが、これらの喜劇は映像で見ないと面白さが十分伝わってこないところが多いので、DVD化はありがたいものです。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・D.スカルラッティ:『ディリンディーナ』
ジョルジョ・ガッティ(Bs ドン・カリッシモ)
パトリツィア・チーニャ(S ディリンディーナ)
エルネスト・パラシオ(T リショーネ)、ほか
収録時期:1996年9月15日
・チマローザ:『宮廷楽長』
ジョルジョ・ガッティ(Bs 宮廷楽長)
収録時期:1995年9月9日
・サッロ:『カナリア諸島の興行主』
ジョルジョ・ガッティ(Bs ニッビオ)
アドリアーナ・チコーニャ(S ドリーナ)
収録時期:1998年12月19日
アルス・カントゥス管弦楽団
リッカルド・チッリ(指揮)
演出:ゴッフレード・ゴーリ
収録場所:ポッジョ・ア・カイアーノ(ライヴ)
収録時間:125分
画面:カラー、4:3
音声:PCMステレオ
字幕:伊英
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