『UR - 現代ノルウェー合唱曲集』　エヴァ・ホルム・フースネス&室内合唱団アウルム【SACD】

時、起源、野生・・・
ノルウェーの「音風景」を集めた合唱曲集

2Lの新作『UR』は、2006年に創設されたトロンハイムの室内合唱団アウルムが、同じ音楽コミュニティで活動する作曲家たちに委嘱した作品を特集したアルバム。「ノルウェー語の『ur』には、いくつかの意味がある。伝統と新たな衝動が出会う『時』、わたしたちのルーツがどこにあるかという『起源』、岩くずのごろごろした山の『野生』・・・」。オッド・ヨハン・オーヴェロイ[1961-]、オイヴィン・ヨハン・アイクスン[1979-]、マッティン・アイケセット・コーレン[1983-]、ガイル・ドーレ・イェルショー[1988-]、アウルムを指揮するエヴァ・ホルム・フースネス[1983-]、トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)音楽学部で学び、あるいは教える音楽家たちは、ノルウェーの詩人の詩をテクストに採り、自然、人間、自然とともにある人間といったテーマを伝統的な語法のスタイルや伝統的な和声とロマンティックな技法に現代の語法を加えたスタイルの音楽と「音風景」に作りました。オーヴェロイの『ザトウクジラ』の「クジラの歌」はオイヴィン・ドリーヴェクレップの制作、『アンコウ』のハンドドラムはアイリク・ラウヴォースが担当しています。トロンハイムのフッゲン教会でのセッション録音です。(輸入元情報)

【収録情報】
● フースネス:森に寄せる3つの歌 (ハンス・ブールリ詩) (野生の鳥/森の歌/森の人々)
● オーヴェロイ:ザトウクジラ (合唱と「クジラの歌」のための) (マーリト・カルホル詩)
● アイクスン:取り替え子の子守歌 (ハルディス・モーレン・ヴェソース詩)
● コーレン:3つの道具 (オラヴ・ホーコンソン・ハウゲ詩) (大槌/草刈り鎌/鋸)
● オーヴェロイ:オオカミウオ (マーリト・カルホル詩)
● イェルショー:われらの夢を生きる (テリエ・ヴェソース詩) (生きよ、われらが夢/夢失われしところ/夢は常にわれらを支え)
● フースネス:われら名誉とともに出迎えん (オーゴット・トヴァイト歌詞)
● オーヴェロイ:アンコウ (合唱とハンドドラムのための) (マーリト・カルホル詩)

　室内合唱団アウルム
　エヴァ・ホルム・フースネス(指揮)

　録音時期:2015年2月、2016年3月
　録音場所:ノルウェー、トロンハイム、フッゲン教会
　録音方式:ステレオ(DXD(24bit/352.8kHz)/セッション)
　制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
　録音:ビアトリス・ヨハンネセン
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND