目次
生殖補助医療 （生命倫理と法−基本資料集）
- 神里 彩子（編）／ 成澤 光（編）
- 第１章 生殖補助医療とは
- １ 不妊症の定義
- ２ 不妊症の原因
- ３ 生殖補助医療技術
- ４ 非配偶者間の治療とその問題
- ５ 母子相互作用
- 第２章 日本における生殖補助医療の規制状況と実施状況
- 概要
- １ 日本産科婦人科学会会告
- ２ 厚生科学審議会生殖補助医療部会「精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書」
- ３ 法務省法制審議会「精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療により出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する要綱中間試案」
- ４ 日本学術会議生殖補助医療の在り方検討委員会対外報告「代理懐胎を中心とする生殖補助医療の課題−社会的合意に向けて−」
- ５ 判例：ＡＩＤによって生まれた子どもの嫡出性と親権者指定−東京高裁１９９８（平成１０）年９月１６日決定
- ６ 判例：ＡＩＤにより生まれた子どもの嫡出否認請求−大阪地裁１９９８（平成１０）年１２月１８日判決
- ７ 判例：亡父の凍結精子を用いた体外受精により出生した子どもの認知請求−高松高裁２００４（平成１６）年７月１６日判決・最高裁２００６（平成１８）年９月４日判決
- ８ 判例：海外で代理出産により出生した子どもの法的地位−東京高裁２００６（平成１８）年９月２９日判決、最高裁２００７（平成１９）年３月２３日判決
- 第３章 諸外国における生殖補助医療の規制状況と実施状況
- 〈１〉イギリス
- 概要
- １ 人受精及び胚研究に関する法律
- ２ 代理懐胎取決め法
- ３ ＨＦＥＡ：実施規程（第７版）：「子どもの福祉及び治療希望者の審査」に関する規定
- ４ 判例：婚約解消後の凍結保存胚利用−Ｎａｔａｌｌｉｅ Ｅｖａｎｓ ｖ．Ａｍｉｃｕｓ Ｈｅａｌｔｈｃａｒｅ Ｌｔｄ ａｎｄ Ｏｔｈｅｒｓ
- ５ 判例：精子の取り違えのケース−Ｌｅｅｄｓ Ｔｅａｃｈｉｎｇ Ｈｏｓｐｉｔａｌｓ ＮＨＳ Ｔｒｕｓｔ ｖ Ｍｒ．ａｎｄ Ｍｒｓ．Ａ ａｎｄ ｏｔｈｅｒｓ
- 〈２〉フランス
- 概要
- １ 保健医療法典
- ２ 民法典
- ３ 刑法典
- 〈３〉ドイツ
- 概要
- １ 胚の保護に関する法律
- ２ 養子縁組斡旋および代理母斡旋禁止に関する法律
- 〈４〉オーストリア
- 概要
- １ 生殖医学法
- ２ 体外受精基金法
- 〈５〉イタリア
- 概要
- １ 生殖補助医療に関する法律
- 〈６〉スウェーデン
- 概要
- １ 遺伝学的なインテグリティに関する法律
- 〈７〉オーストラリア
- 概要
- １ 連邦・性差別禁止法
- ２ 連邦・家族法
- ３ ヴィクトリア州・不妊治療法
- 〈８〉カナダ
- 概要
- １ 人補助生殖及び関連研究に関する法律
- 〈９〉アメリカ
- 概要
- １ 統一親子法（統一州法委員全国会議作成）
- ２ コロンビア特別区法典
- ３ ネバダ州修正法
- ４ フロリダ州法
- ５ 判例：離婚後の凍結保存胚の取り扱いをめぐる事件−Ｄａｖｉｓ ｖ．Ｄａｖｉｓ
- 〈１０〉韓国
- 概要
- １ 生命倫理及び安全に関する法律
- ２ 「補助生殖術倫理指針」（大韓婦人科学会）
- 〈１１〉台湾
- 概要
- １ 人工生殖法
- 〈参考１〉スイス
- 医学的補助生殖についての連邦法
- 〈参考２〉ローマ教皇庁
- 教皇庁教理省『生命のはじまりに関する教書』
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